信者さん信徒さんのいない伝統宗教の施設は、その人達に対応する必要がないので、宗教者という社会的な地位を持ちながら、普通に働きやすく、なおかつ自分の為の宗教実践がやりやすい、という利点があったりするのだけど。
普通の宗教者さんからすると、それは好ましいことではないとされて以下文字数
本日は真言密教中興の祖興教大師覚鑁上人の忌日です。
覚鑁上人の書かれた『五輪九字明秘密釈』は陰陽道の『五行(木火土金水)』と密教の『五大(空風火水地)』は同じであると説いていて、
密教修験の技法を使うと現代陰陽師なら必読の書といえます。
孔雀王のころは、『加持祈祷秘密大全/小野清秀著』が一番手に入りやすい加持祈祷のテキストで、
作品中『アラハシャノウ』という真言が、『アラハシヤナウ』になってるのは、この本を参考にしたからだと言われてたり。
漫画『陰陽事変』、
予告では『陰陽師』だったのが、
第1話では『陰陽術師』になって、
第2話で『陰陽師』になっているの、
過去に
『正しい陰陽師像で作品をつくれ』
『現代に陰陽師はいないから間違ってる』
と
一部の人達が出版社やクリエイターに圧をかけていた頃の影響がいまだ残ってるなと。 https://t.co/0ePCC18sKQ
人や動物の頭蓋骨でもって、人造鬼神みたいなのをつくる作法は実際にあったり。
まぁ外法ですが。
外法頭とか、永久保貴一先生の作品で有名になった記憶が。
なんかこう、
本人には悪気がないのだろうけど、
俗人は
現実の宗教者の行動とかねちっこく言わないで、
『宗教者は戒律を守る』
という『情報』で満足して、憧憬の眼差しで見ろ!
みたいなことを言ってる人がいるなぁと、
思ったり思わなかったり。
『呪術=呪詛』ってイメージが広まったの、
CLAMPが『XXXHOLiC』や『東京BABYLON』で、
『“まじない”を漢字で書くと“呪い”になる』とかいってそうな気がするけど、
1991年にコミックが発売された漫画『怪らんちき戦争/夢来鳥ねむ著』の方かも。
昭和後期~平成前期の新興宗教だと
『成功した自分をイメージする』
だったけど、
今は
『成功に至る過程をイメージする』
になって、
『本人がイメージできないものは実現できない』
となっている気がしたり。
それがフィクション作品の『魔術はイメージ』
に反映されている気がしたり。 https://t.co/uhrUj29FDq
まぁ同輩後輩はさておき、師や先輩などの目上の関係者さまに迷惑かけないようにすると、その方々が亡くなられるまでは、あまり自由に活動できないというのはあって。
逆に言えば、今時の、宗教者の資格だの呪術占術の免状だのをもらったダケの人が、自分の振るまいが師などに迷惑かかるかとか考えず⇒ https://t.co/qQhK9NCO1D