そして梅棹忠夫や加藤秀俊らの1960年代後半ということは、家庭に目を向けた「家事整理学」ブームは、同時期に流行していた「情報社会論」や「未来学」の動きと一体になって展開していたことになる。
特集「未来学の提唱」(監修:梅棹忠夫、加藤秀俊、川添登、小松左京、林雄二郎)energy、no.13、1967
今日のお買い物、山下和美「世田谷イチ古い洋館の家主になる』。
父・古瀬大六氏が横国大に移った際に新築したハイムM1もチラリと登場。 https://t.co/vatw1yjEsa
今日のお買い物。
平井房人『家庭報国 思ひつき夫人』(朝日新聞社 1938-39年)と映画チラシ(東宝 1939年)。日中戦争下の「家庭報国」として衣食住はじめ日常生活のさまざまなライフハックを3コマでつづる短編漫画集。ヒット作となり1939年に映画化される。岸井明が歌う「代用品時代」と同じころ。
Travel Villa
DESIGNED WITH THE WOMAN IN MIND
(Newcomer Industries, Inc. 1986)
トレーラーハウス沼はまちがいなく深いので、つま先3cmだけ。とはいえ最小限住宅みたいで面白い。
今日のお買い物。
こだち『まどりごと』講談社 2018年
不動産屋でつとめる主人公・日渡ひよりは、小さい頃から不動産広告を眺めるのが大好き。お客様をみるとその人にピッタリな理想の間取りが「見える」特技を育むに至る。あの「ビラ・ビアンカ」も登場。生きることと住まうことをつなぐ「間取り」。
特集「未来学の提唱」(監修:梅棹忠夫、加藤秀俊、川添登、小松左京、林雄二郎)、energy、no.13、1967