ヒョーロクさんとか旧作の世界観とは合わないもんなー。これ、ビジュアルも性格もモジャ公のオットーだよね(笑。 
   新オバQってやっぱりめちゃくちゃ面白くて,1枚目の画像のコマとかとよくネットミームっぽく拡散されるけど,このレベルのコマなら他にも山程あるよね。やっぱりAfterモジャ公時期の作品というか。はっきり意識的に悪意があるのが旧作の笑いとの差だよな。不可抗力的な事故で起きる笑いじゃないんだよね 
   細野不二彦先生の名作,みんな大好き『BlowUP!』。これ連載がスペリオールで多分単行本で読んだ人が多いと思うんだけど,実は未収録話が何話かあるんですよ。で,俺後から雑誌を探して読んだのね。そしたら郁美が不倫のあげくなりゆきでオサムと寝て揉める話で「うん,これは単行本で外されるよな~」と(笑 
   昔の漫画でピンクというか赤系のキャラが多いのは2色カラーが多かったからという理由もあるんじゃないかと思うんですよね。魔美の髪の毛が赤いのなんか2色カラー前提の部分もあったと思うんですよ。元々が『赤毛のアン子』だったという部分をさっぴいて考えても。 
   ドロンパの気持ちを知った上でめちゃくちゃ粗雑に扱うけど実はちゃんと理解しているP子。キミ、悪女の素質あるよ~ 
   『オバケのQ太郎』のキャラクターの中でP子って優等生過ぎてイマイチ弾けないよなと思ってたんだけどドロンパが絡むとオバQ>P子>ドロンパと三すくみのジャンケンみたいになってそこは面白くなるのね。P子がドロンパを結構雑に扱うのがポイントだよな。 
   この辺を「なんちゃってー」みたいな描写にしなかったのが良かった。自意識を変にこじらせてなくて健全な創作マインドなんすよね。かつ幼稚でもなくて周囲から圧がある描写はちゃんと入るし。で掲載誌がスピリッツでしょ。気まぐれコンセプトが載ってた雑誌だよ。一番のアウェーでこれをやってたんすよ 
   みんな大好き『あどりぶシネ倶楽部』。この空気って今では伝わりにくいんだけどこれ連載が1983年で真面目なものがとても馬鹿にされて茶化される時代だったのね。パロディにあらずば人にあらず的な。そこで8ミリ映画を撮る話ってだけでも逆風なのにこういう部分を照れずにやってたのが良かったんすよね 
   F先生にはピカレスクロマン的な素養は全然ないんですよね。悪の美学とかまるっきり興味なくて。だからこういう、下手すると敵の方を応援したくなるくらい魅力的に悪が描かれる回は完全にネームからⒶ先生ですよね。Ⓐ先生決闘好きなんだよねー。 
   実はポコニャンがちょっと優遇され過ぎだと思うんだよな~。多分ドラえもんに似てるという理由で(笑。Uボーとかモッコロの方が良くない?
俺の好みならバウバウ大臣を入れちゃうけど。