「もう、死にそうなメロスは、なにをゾフィーにいうのだろうか。まて、次号の完結へんを。」
学年誌のハシラの文章容赦ないなあ。
80年代ってバブルで世界はバラ色…みたいに思われるけど実際景気のいい時代って商売もギスギスに熾烈でライバル会社なんか妨害はしても協力なんかまずしてなかったよね。サンデーのふたり鷹にあしたのジョーの減量パロディがあったけどネームが全部「元気」に直されてたもの。これ意味通じないよな~。
絵の描かれてない周囲部分を補完してくれるAI!
本当につづきスプレーだ。 https://t.co/5avZA8o6rg
藤子F先生は団地という住居形態に対して何かしらネガティブな印象を持ってるよね。不幸や問題が起きがちな逆パワースポット的な。めっちゃ団地ディスるよな~。どちらかというと変わったものや新しいものに対して偏見の少ないタイプの作家だから珍しいよね。この辺の作品が描かれた時代性もあるのかな
これ,描かれた当時(1982)は「面白いけどやっぱり漫画だな。『画像を重ねて』ってVRAM何枚あるんだ。『背景をタッチして消して』とか気軽に言うけどどうやって輪郭判定するのか」と思ったけど全部実現されたもんな。構造もインターフェースもほぼこのまま。レイヤーって概念が普通に描かれてる。凄いよ
藤子F作品ってスケベキャラとかは少ないんだけど、たまーに出ると何故か赤塚不二夫先生の似顔絵になってるのってF先生はすごいウケて描いてた気がする。女子にちょっかい出すのは赤塚君だろうって(笑
未来人や進んだ世界の人が(当時の)現代に古さを感じるシーンって後から見るとギャップ凄いよね。最新型が古くなってるギャグ。バックトゥザフューチャー2で初代マックがアンティークになってるとか21エモンの昭和村とか。東京タワーが1958年,0系新幹線なんて1964年運用開始で本当に最新だったんすよね
F先生って「SF短編は盆栽である。無駄な枝葉を剪定して完成度を上げる」っていうじゃん。それを考えるとここ完全に無駄だと思うのね。そこで大胆過ぎる仮説を。この1ページ,後から追加で入れてない?ページ数ミスかなんかで。そしてこの前後のページを繋げてみると…ほら,この方が繋がる気がしませんか?
「T・Mは絶対に」のここの部分の意味がずっとわからないんですよ僕。というかこの1ページ丸々いらないよね?これはどういう意味?なの?なんでここで地下室に侵入者がいる描写が入るの?誰か教えてプリーズ。
宇宙人も一応お礼として観察した個体に有益なことをして帰るんだけどそれが地球人から見るとまたトンチンカンで更によくわからないことになってる、という二重の不条理オチなのね。不条理とはディスコミュニケーションであると。藤子・F・不二雄先生の不条理のひとつの解釈。