当時内山先生のウルトラマンは圧倒的に上手かったんですよね。あっ、漫画のウルトラマンのビジュアルの正解ってこうだったのか!って感じでしたよ。第二期ウルトラの時代もいろんな作家がウルトラマン描いてたけどエースの辺りから既に内山先生の絵がデファクトスタンダードになってた感ありましたよ。
水島先生の野球漫画は知能戦が面白いんですよ。野球は騙し合いという考え方で,結構トリックやインチキもあって。サイン盗みにスタンドから望遠鏡を使うチームとか。魔球のような変化球投げたと思ったらボールに傷を付けてたとか。しかもやってるのが主人公の方でなんとかヤスリを隠す方法を考える話(笑
ウィッチウォッチにちょこっと出てくる滑川先生ってあれ多分スネ吉兄さんのパロディだよね(もしくは骨川一族の誰か)。ギャグが滑ってるから滑川という意図だけじゃなく、昔の版のドラえもんで骨川が滑川になってる誤植があったんですよ。そういう高度なネタ。
ウルトラセブンが一人で技を磨いてる孤高の武人みたいなイメージになったのって多分コロコロ増刊2号に内山まもる先生の『ザ・ウルトラマン』とかたおか徹治先生の『決闘ウルトラ兄弟』が同時に載った78年8月以降だよね。
単行本に収録された短編で最終ページの絵柄が違うと特に気になるよね。えっこれ雑誌掲載時は違うオチだった可能性もあるの?とか考えだしちゃって(笑。ポストの中の明日も絵が違うからもう気になってさ。多分明るい表情にしたかったんだろうね。70年代の作品を80年代に手直しするのが一番目立っちゃうね
ファントム無頼ってどこまでが武論尊(史村翔)先生の原作でどこからが新谷かおる先生のアレンジなのか昔から気になるんだよね。武論尊先生が航空自衛隊出身だから立ち上がった企画なんだろうけどキャラクターや読み味は完全に新谷漫画なんですよねこの漫画。台詞の言葉遣いは全部変えてると思うんだよな