出木杉は好奇心旺盛で外に出て色々見たいタイプの秀才だから冒険に連れていって欲しかったはずなんですよね。ここが研究者で求道者タイプのスネ吉兄さんとの一番の違いで。未来の姿を見ても多分火星にずっといるわけじゃないのね。鞄のシール見るとかなりの回数あっちこっち行ったり来たりしてるわけで 
   後藤隊長のキャラを膨らませたのは押井さん、みたいな世間的風潮もなんとなくあるけどさ。俺やっぱり後藤隊長はゆうき先生の連載最初のこのコマで決まったと思うよ。この得体のしれない感。 
   藤子F先生、落語好きだよね~。
読者に知識を要求してるわけじゃないんだけど隠しギャグというか言葉遊びみたいなところに落語ネタをやたら仕込む。 
   ファミレスって80年代前半辺りは全国展開してる店もまだ限られてて、僕も上京するまでほとんど知らなかったんですが。その頃Gu-Guガンモでリンダ・スカイラークってキャラが名前をいじられるシーンがあったんだけどこのギャグの意味がいくら考えてもわからなくてさ(笑。こういうのも地方格差だと思うの 
   特撮ネタって元々そういうのが好きな人なのか、今調べて描いたのかがなんとなくわかっちゃいますよね。「あ、多分今急に『帰ってきたウルトラマン』のページを参考に描いたんだろうな」みたいなのがわかってしまう。わかっても別にいいんだろうけど(笑。そんなこと気にする方が悪い! 
   うる星やつらってラムちゃんがビキニ姿で飛び回ってる昔のマンガってイメージかもしれないけど今原作を読み返すとむしろ制服のスカートが長いことに驚くよ。 
   藤子F先生、変則スタイルのスピンオフとかたまに試すよね。元作品の世界観や設定を想起させつつの変則番外編。
『21エモン』を『ミノタウロスの皿』にしたり
『みきおとミキオ』を『ぼくのオキちゃん』にしたり。
これ手塚先生式のスターシステムではないんだよ。世界観を利用したスピンオフシステム。