F先生ってあの時代の方には珍しくパワハラっぽい暴力は嫌いなんだけど暴力ネタ自体は好きなんすよね。その辺の二律相反する中で捻り出されたのが臣下からの突き上げ暴力という技で。敬してるという体で目上の人に乱暴を働くという(笑。初期ドラにもそのニュアンスあるんだけど。世話焼き暴力というかさ
今作の注目ポイントはムックの鳴き声の「キンキン」を小型犬の鳴き声のキャンキャンに近いとらえ方で解釈するのか、本当に金属音としてのキンキンという音で表現するのかどうか。作り手がセンスを問われる部分と言えましょう。 https://t.co/fNzJ0NPFtK
エスパー魔美の画家の父親ってお兄さんの話がちらっと出てくるけど実際には登場しないし名前もわからない。でも俺が思うに設定自体はしてあって、名前はおそらく佐倉一朗。何故かというと魔美のお父さんの名前が佐倉十朗で、一度だけ出てきた弟の名前が百朗だから。桁上がりネーミング三兄弟だよこれ。
アサシンの話はページ数多いけど連載時は前後編だったのです。後編はここから。最終的に行きついた最強の敵の表現が巨大さとか超絶ビームじゃなく,忍者並の速さと異常な硬さってのが面白いよな。実は本家でもこのタイプってあまりいないから。速い敵と硬い敵はいるんだけど速くて硬い敵は意外といない
F先生って「SF短編は盆栽である。無駄な枝葉を剪定して完成度を上げる」っていうじゃん。それを考えるとここ完全に無駄だと思うのね。そこで大胆過ぎる仮説を。この1ページ,後から追加で入れてない?ページ数ミスかなんかで。そしてこの前後のページを繋げてみると…ほら,この方が繋がる気がしませんか?
「宇宙船製造法」の単行本版と雑誌初出版の違いで驚くのが中盤のクライマックスの堂毛対決裁判のシーンが雑誌掲載版だと全くない!超圧縮テンポで堂毛が抑え込まれる。というか闇討ち。3コマ!
全員武器持ってるし(笑
この辺を「なんちゃってー」みたいな描写にしなかったのが良かった。自意識を変にこじらせてなくて健全な創作マインドなんすよね。かつ幼稚でもなくて周囲から圧がある描写はちゃんと入るし。で掲載誌がスピリッツでしょ。気まぐれコンセプトが載ってた雑誌だよ。一番のアウェーでこれをやってたんすよ
未来人や進んだ世界の人が(当時の)現代に古さを感じるシーンって後から見るとギャップ凄いよね。最新型が古くなってるギャグ。バックトゥザフューチャー2で初代マックがアンティークになってるとか21エモンの昭和村とか。東京タワーが1958年,0系新幹線なんて1964年運用開始で本当に最新だったんすよね