[不衛生なのはお断りです]にはおっぱいネタもあるのだ。それにしても白河さんは黒髪ロングクールビューティ美人さんだなあ
『チアフルスプリンクル!/かとろく』[2019年1月号]放送部を舞台にした部活ものかな。なんと3話連続ゲストという厚遇ながら連載には至らなかった?だがその2年半後に『不衛生なのはお断りです』[2021年9月号]で再登場。今回は3話連続ゲストで、なんと2話連続掲載誌!なのに連載にはならず⋯?
この[人が溶ける]描写で思い出したのが『ザ・クレーター』(1944- 1945)の[溶けた男]。同じ少年誌ではあるが、70sとう時代性もあり、こんな過激なグロ描写は普通にあったろうなあ。さらに頭と身体が離断するストレートな描写もあり、残虐が当たり前の劇画ブームを取り入れた手塚治虫の苦悩のあと?
『白いパイロット』の最終話、主人公のひとりが溶けてしまう描写があるが、これがかなりショッキングで強烈だ。もしかしたら講談社全集用に描き直したのか? 60sとはいえ少年誌でこんなグロ描写はありだったんだろうか。
『シネマティックキネ子さん/ÖYSTER』。押しかけ映画監督キネ子さんがとにかくかわいい。ボクっ子だし口調もライネス、セイアちゃん口調でかわいい。そして[苗字が川島][おじいちゃんも映画監督][名前が川島映三]。モデルは川島雄三だねこれは。
[便衣兵]というとやはり『北京填鴨式/藤子不二雄』。今で言うA先生のブラックユーモア作品。こちらは掲載誌のビッグコミックだが、現在の版だとかなり切り刻まれているとか?
と思ってたら2巻終盤でまるまる1話使って思いっきり野球やってた。連載終盤だからか作者の趣味を解放して「やりたいこと」を出してみた、のかなあ
野球要素を探すと⋯まあこの辺りかな。さすがに作中で野球をする描写はないっぽい。まああえて「野球」に言及する必然性もないから、作者の趣味を開陳した貴重な場面(自我を出した的な?)。
戦争中、日本軍がカルスト台地で演習した、とあるが、これはほんとなんだろうか。ググってみると、山口歩兵第42連帯がカルスト台地で演習していた、とあるので史実として正しいのだろうね。しかし手塚治虫は山口とは無縁なのに不思議だ。死体処理と戦争の結びつきの奇跡はさすが、というべきか。