どんなマンガ家と言うと
「イケメン吸血鬼が、血を飲むために、女子中学生と同棲して健康を管理して、美味しい血を作ってもらって食べる(予定)」
という話。
もうこの設定読んだ時に
「吸血鬼モノでこの切り口がまず斬新ですごい!性癖ものとしてもかなりパワーがすごい!!」
ってキュンキュン
どう読み解いても最高すぎない!?
日常マンガとしてはイケメン吸血鬼なのに中身が口うるさいおかんっていうのがシュールで面白いし、
かわいい女の子の健康を管理するために同棲するってのもなんかもう…男の幸せ以外の何物でもない。
でも、吸血鬼は血にしか興味ないから恋愛っぽくならない。
吸血鬼設定も出オチとかじゃなくて、ちゃんとファンタジー設定の新キャラもしっかり出てくるんだよ。
これも、当然見たことなくて「あー確かに言われてみるとこうだよね」な気づきづらいところをうまく攻めてる。
ファンタジーのハッとさせられる絶妙な設定もこの作品の魅力で…はあ、好き
極めて凡庸な人間であることを30にもなると、死にたくなるほど痛感してるから言わせてもらうけどさぁ…
「やらなくて後悔する」
ってことができるのは天才であって、凡人は
「何をしないか決める」
方が重要なんだよなぁ…。
ととあるマンガ読んでて思った。
いや、ほんと職場ってすげー場所だよ。
任侠転生のポイントとしては
・任侠(侠客)が異世界に殴り込んで腕っぷしで解決していく話
・侠客の癖の強いキャラがとにかくいい!!
・アクション作画がとにかくすごくて戦闘シーンがとにかく楽しみ
っこの3つかな…と思います。
大まかな話は、生前街の人からも慕われていた古き良き任侠による異世界転生して、異世界の姫になる話。
「ヤクザは裏社会の警察であって、一般市民には実は優しい」
と言う人がいるけど…本当にそれが当たり前だった時代の人を描こうとしてる。
これが斬新だし、異世界ととても合ってる。
同時に、これって異世界転生モノの文脈でも面白い作品でキャラがかなり強いんだよ…。
異世界転生モノの中でもなろう原作作品や、なろうを模した作品はキャラの能力はともかく、性格は無個性な人が多いけど…むしろキャラの性格的な魅力で読ませるのがかなりユニーク。
この話ってそれが如実に出てて、任侠を異世界転生させたのも、背中の彫り物であり、転生しても彫り物は健在。
「背中で語る」じゃないけど、このストーリーはこの人でしかありえないものをきちっと描いてるから、とにかくのめり込むし、なによりもかっこいい!!
読み応えある
すいとーとの魅力としては
・実在する福岡グルメをていねていね丁寧に紹介してくれる。
・主人公のもも先輩とゆずの関係が秘密なせいで百合とごはんに程よい背徳感のスパイスがついてる
・絵の質感が柔らかくて、女の子だらけのマンガの魅力が引き立つ
って感じかしら。
まず、もも先輩だけども…大学で猫かぶってるせいで、ゆず意外の人とはガッツリメシを食べに行くことができない。
そこで、ゆずを呼び出してはガッツリこってりなメシを一緒に食べに行く間柄。
この関係が表向きには秘密なので、彼女自身がちょっとパロゾフの犬にハマってるのよね…
ゆずちゃんのことも好きだけども一緒にご飯を食べに行く間柄以上に楽しみになってしまってる自分もいる(美味しいご飯とゆずちゃんのセットを何度も何度も繰り返すうちに、半ばパロゾフの犬状態になってる)というのが、このマンガの癖になるところなんですよね。
百合っぽいようなぽくないような塩梅
実際問題、女子ってガッツリ好きな人結構いる。
ただ、「ガッツリメシに一人で入りにくい」「一緒に行く友達いない」って人も多いので、そのへんの心理を抑えながら、欲望を解き放つ感じが描かれてるのはかなりしっくりくるし、面白いです。
ご飯を食べるだけなのにカタルシスがあります。