中小のブラック企業で本当にあった話をもう1つ。
警備会社のブラック企業で警備関係の仕事をした時に、やたらと罰金が多かったです。罰金のせいで給料がごっそりの時はビビった。
ちょうど巻爪で入院&安静する時期にあれこれ理由をつけて辞めたけど…びっくりするほどひどかった
まともな会社に(スーツ着るような会社)務めたことないから、スーツ手当なんてもらったらアヘ顔ダブルピースで倒れられる自信あるし、なんなら都市伝説だとさえ思ってる。
スーツ手当なんて実在するのかよ…
よくGoogleやFacebookみたいな大企業がセクハラ・パワハラでクビになった人を報じられるけど…それがニュースになるだけまだ自浄作用あるんやで。
本当にヤバイブラックは自分がどうヤバイかさえ出てこない。
中小の老害みたいな社長・古株の呆れた制度もそうだし、公然の事実も否定する大手も然り
この話も、海外ドラマや海外文学では描かれることだけど、日本のドラマでこういうのキチッと描かないんだよなぁ。
待遇が良すぎて落ち着かなかったり、貧乏な時の思考や悪友に引っ張られること、裕福な人の善意に感動して改心する話…これあるあるなのに、日本では本当に描かれないんだよなぁ
この辺の描写もよくできてる。
ホワイトだった会社がブラック企業化する、ブラック企業にサイコパスが来てブラックに拍車をかけるケースがあるんだけど、これなんだよなぁ。
今の勤務状態が会わない人が半ば強引に制度を変えようとする
おかしいのはそいつなのに…ってことが制度がゆるい会社はザラ
もちろん、ホワイト寄りの会社でもオラオラの人はいるんだけど…その辺きちっとしてるのは口うるさいとか怖いとかそういうことはあってもそこで残業やパワハラには発展しないんだよなぁ。
サービス業でブラックとちゃんとしたとこ行ってこの違いを感じたからすご~くわかる。オフィスなら尚更だろう
主人公が「白星クロエ」という名前にちなんで、白黒つけたがる性格なのはフィクションとしてわかりやすくていいのに加え…ネット(浮世)にはこういう人多いんですよ。
題材がとても今の世の中にマッチしてる。
これを生き辛さとも一理ある部分だとも捕えて作品に落とし込んでるのとても読む価値ある
どこまで本気で言ってんのかわかんないけど、ネットでよくこういう人見かけますよね。
こういう人に「ニジとクロ」を読んでほしいんです。
白黒つける性格を「生きづらい」「融通がきかない」といった悪いものとしてだけじゃなくて、「正義感」や「面倒見のよさ」としても描いているバランス感覚がこの作品のいいところ。
ルールや悪質な行為に敏感だからこそ、捨てられたペットに気づいて手を差し伸べる。
緻密な作品だよ。これは
エサがわかんないは、珍獣ならではの悩みだけど…ネットでペットの動画見ると「飼い主が生態をわかってないから、良くないことして炎上する」ってザラなんです。
だから、極端な動物にすることで作者の知識不足から来る炎上を避けつつ、飼い主に必要な姿勢も描いてる。設定によるケアがすごい!!
2回目読んで気づいたけど…そうだよね、これはクレしんだよね。
クレしんファンなのになんで、気づかなかったんだろ。
ペット育てるのって子育ての側面がある。手探りなことはもちろん、大人ほど話通じないから自分から歩み寄る必要があるところとかね。
口癖で作品の位置づけ示してるのかな?
「白黒つける」とか「怒る」という行為って、ある意味甘えなんだよ。
「同じ大人の人間だからわかってくれる」
という甘え。
相手が動物や子どもならご飯食べたり、所定の場所でうんちするだけで感激して褒めるのに、人間相手だとささいなことでキレる。
社会が殺伐したの大人だらけなせいでは?