絵柄ギャグマンガなのかと思いきや、意外と説得力のあること言ったりやったりしてて…編集者って作家くどき落とすためにお手紙贈ったり過去の作品読んだり色々してるんだけど、そこは抑えてる。
…だから、ありえへん極論みたいな流れと力技の応酬なのに、妙に説得力あるんだよなぁ…このマンガ
世話焼きキツネの仙孤さんは、もうアニメ化しちゃったけど、原作マンガ(https://t.co/yX6TaCW2Wz)もぜひ読んでほしい。
作者が、あとがきで「生活必需品」とまで言い切るだけあって、すげー癒やされる。アニメで見ると照れくさいんだけど、マンガで見る分にはおっさんでも安心して読めるから是非!
胸がでかいことで生活に色々弊害をお色気要素少なめで、わかりやすく描いてるのはこのシーンですね。
女性からしたら
「あんまデカイと合う服がないし、成長もあるし…」
というシーン。
胸が大きいのは巨乳な女性と縁のない男性からしたら、良くも悪くもお色気要素かもしれないけど…本人らは切実
また、マンガとしても位置づけがしっかりしてる。
プーチン出落ちネタというわけじゃなくて、異世界転生作品でありながら帰る気満々でかつ、異世界もしっかりエンジョイするという珍しいタイプの主人公であることを1話で示してる。
ここがもうすごいと思った。
で、これJKであることの意味は「学生服をある程度成長に合わせて買わないといけないけど、予想に反した成長を遂げてしまうことがある」という話を描く時に、大人だとそうはいかないから。
大人だと自分のお金ですぐ買い換えられるけど、学生服は入手も金銭的事情も大変だから、「たわわ」の弊害がでる
あとは、ご飯マンガって、東京が題材か、料理別なマンガ多い上に、あんま地域性が生かされてるマンガってなくてですね…それがモノノケソウルフードだと関西が題材ってことと地域性がうまく噛み合ってておもろいなぁって思うわけです。
飲食って地域とか歴史絡んでるから、そこを反映させてきてて
半助喰物帖の魅力としては
・演出の力技ではなく料理や作ってる人のリアクション(物の見方)が面白いという堅実な作り
・男女で暮らしてるのに、あんまり色っぽくならない(あくまで料理マンガ・日常マンガ)
・半助から小出しにされる江戸時代知識
といったあたりかなぁ…
堅実な良作だが布教したい
「商人勇者は異世界を牛耳る! 」の魅力としては
・1話があまりにもシュールで笑える
・2話以降は意外としっかりと経済もの(であることをふりかざさないでカジュアルに描いてる)
・なろうの弱点を真似しないで、設定とストーリーがちゃんと噛み合ってる
この3点ではないかな?
こんまりさん!!
これだけは賛同できないよ!!!
これをADHDの人間がやったら本当に大変なことになるから…マジで賛同できない。
かばんに無駄なものが入るリスクは同意するけど…発達障害の貴重品の管理できなさはほんとあかんって…。
生活に関わるからこれだけは取り入れられん…
そして、できることなら3巻まで読んでほしい。
プーチンが戦う姿はシリーズ通して堪能できるが、3巻では大統領という肩書を生かして交渉に臨むプーチンが見られる。
このスーツ姿で足を組んで座るプーチンはゾクゾクした!!
ぜひともここまでは読んでほしい。
この話も、海外ドラマや海外文学では描かれることだけど、日本のドラマでこういうのキチッと描かないんだよなぁ。
待遇が良すぎて落ち着かなかったり、貧乏な時の思考や悪友に引っ張られること、裕福な人の善意に感動して改心する話…これあるあるなのに、日本では本当に描かれないんだよなぁ
自殺遺族になっちゃった!!の魅力は
・裁判をめぐる不動産屋・弁護士のあくどさを知ろう。
・案外払わなくてもいいものが含まれてるから、脅しにビビらずしっかり検証しよう。
・メンタルのことは性格だけの問題じゃないぞ!そこが怖いぞ
この3つかな…