ここからは妄言なんですけど（ここから？）、舎心が啓一の3巡目リーチにクソ手からゼンツしてマンガンを討ち取った場面と八崎の「お前に俺の麻雀は曲げられない」のやつは状況と牌姿がちょっと似てて、これも本歌取りかもしれない。あと大介の徹底した（してない）山越しと啓一の陣内狙い作戦とか。

健三が「テンパイできなければ負け」というオーラスのハイテイで熊彦の当たり牌を掴んでオリる場面は、おそらく「鉄壁保はこんな牌を打たない」の元ネタじゃないかと思う。片チンはあぶれもん大好きだし「勝負師の右肩に～」のパロディもやってるからね。本歌取りのお手本みたいな例。

他色トイツ落としでタンキ待ちはないと思わせてからのメンホンチートイは熊彦のほかに舎心もやっており、超レアケースにもかかわらずオバカミーコでもこの手筋に対する言及がある。もしかしたらリスペクトかもしれないし、金子さんあたりの実戦譜という可能性もありそう。

放銃したあとの飛竜の顔いいな

飛竜はなんか熊彦に対して謎のリスペクトがずっとあって、それがかなり良いんだよな

この3コマと1台詞だけで啓一と京子が結婚したことをちゃんと伝えてくる嶺岸信明の描写力もさすがなんですけど、麻雀打ち引退したわけでもなさそうなのに所帯持っちゃってなんか来賀主人公っぽくない感じはちょっとありますよね。絶対店手伝ってないし。

何億回してきたかわからない『あぶれもん』の話なんですけど、健三さんの旅立ちを「アナタ（啓一）にだけは」って清がわざわざ家まで報せにきてたのめちゃくちゃ良いよな。京子が「お友達が来てたわよ～」みたいなテンションなのもなんか面白い。清が遊びに来るわけねえだろ啓一の家に。

武士と清、カナ表記にするとかなりツービートっぽいがやはりネーミングの元ネタだったのだろうか。あぶれもん、読み返すたびになんらかの気づきがある。

青春月刊少年マガジン〜孫六とともに〜 - さだやす圭 / 【月マガ基地読み切り】孫六とともに | 月マガ基地 #コミックDAYSで読む↓ [ https://t.co/7xuXCnSjlg ] 『なんと孫六』打ち切りの顛末、あまりにもあっさりしすぎていた。WBT編面白かったのにな。というか孫六はずっと面白かったよ。

どうしても勝ちたい麻雀5000戦から10000戦、いや500戦から1000戦でも同じことだがその勝負で対戦相手に平順2.2を出されるというのは本当にボロボロでスコスコの負け方で、本気で麻雀を打っている人間なら大体この顔になると思うがそれを「大した影響はない」と言い切れる人間の麻雀観、戦慄します。

これを読んでからずっと「あまりにも死んだらおしまいすぎて」という言葉が頭を離れない。本当にそうなんだよな。あまりにも死んだらおしまいすぎて意味がわからないのよ。 https://t.co/mv6ZwLZ2EM

狂った性犯罪者の話といえば『ハード＆ルーズ』48話「女の中の他人」。逆恨みは関係ないがぞっとするような内容と結末です。狩撫はなにげにホラーもいける書き手だった。