これの元ネタはたぶん武士道シックスティーンだと思うけど、そんな映画および小説のことは誰も覚えていないのでシックスティーンリーチという言葉の響きだけが世代を超えて残ってゆくんだよな。
昔ツイッターでこれ結構読めるんじゃないかみたいな話題があってかなり面白かった。確かに1pポンだと安全にはあまり見えない9pなので、ブロック構成から絞り込んでいける今の上位層なら1sポンだろうが同じことなのかもしれない。
伝説のやつ。マンツモ条件だから普通には打たないのだが、さすがに5s切りはアガリ率自体が下がりすぎててむしろマンツモから遠ざかってる気がしなくもない。決勝卓の1戦目だからマンツモ以外意味がないというほどの状況でもないしなー。
ダブリーはさすがに曲げそうなので2巡目テンパイとして、9m引きはリーチになるしこのままツモ切りで曲げることも多そうなので、浮き牌が多少強くても取るのは取ったほうがよさそう。2pならかなり取りダマか。次巡はアガリとフリテンリーチの2択で、フリテンリーチがそこそこ良さそう。そんな感じか。
地味に好きな馬杉闘牌。100万回は見てきた牌姿からの、選択肢に入ったことすら一度もなかった打牌。アリナシで言うと結構ナシ寄りだとは思うが、一瞬だけ「アリかも?」と思わされる絶妙さがいい。こういうのよく思いつくよな本当に。
コーチング漫画としてのオバカミーコが当時すでに周回遅れ的な内容であり、その角度からは厳しく評価せざるを得ないことは何度かつぶやいておりますが、もちろん良いこともたくさん描かれている。一番は間違いなくこれですね。どんな戦術書にも書かれていない、本当に大切なこと。
我鷹はツモクラテスも合わせて「そんなに悪い奴でもなかった」みたいな感じになってるけど、初期のこのへんがどうやっても言い訳できないんだよな。セクハラとパワハラの合わせ技はこの世でもっとも醜悪とされています。
麻雀には勝因も敗因もないことのほうが多いしそれが普通だけど、あえて描くのが麻雀漫画ではないのか。と思ったけど元々こういうのとかスーパーヅガンで理不尽な敗北を描き続けてきたのが片山まさゆきでもあった。勝因と敗因にこだわった爆牌党やオカルティのほうが片山イズム的には例外だったのかも。
存在館有人編はここが好きなんだよな。悪役のように描かれている月九勝枠だが賭けない麻雀で負けた女の子が泣きだしたらオレだって同じことを思うよ。てかこいつもしかしてちょっとベースにキムタク入ってる?
正直なところ萩原さんが「麻雀プロ」というよりは「タレント」として、そして自分がかつて批判した女流プロとほぼ同じ立場でMリーグに参戦していることに関して、現在どう思っているのかは聞いてみたい。存在館有人の台詞のいくつかは実際に本人が発言したものをサンプリングしていると聞きました。
1ページしか出てこない阿佐田哲也っぽいキャラに味があってかなり良い。たぶん麻雀けっこうやる人だったんじゃねえかな、たかもちげん。