最近はkindleアンリミで『代打屋トーゴー』をダラダラ読んでます。一昔前のおっさん向け漫画誌には必ず載っていた一話完結の依頼解決もののキメラみたいな作品だが、独自の主張もあり面白い。麻雀回が良い出来で、牌の絵もアクションもかなりカッコいいです。さすが近オリにも描いてたたかもちげん。
ボーダーの蜂須賀が読んでいたことでおなじみの『戦後の詩』が国会図書館オンラインで読めることを発見した。いつか読まなきゃと思ってるうちに蜂須賀より年上になってしまったが、なんとか間に合ったかな。相変わらず詩のことはわからないが、何度か読むうちにオレの中でもコトバが弾けるといいな。
森久保祥太郎の持ちネタで「しょうなの~」というのがあると聞いて、ぎゅわん自己の漂流教室回を思い出すなどしていた。この回好きすぎていまだにペン3pツモるたびに思い出しちゃう。
これの元ネタはたぶん武士道シックスティーンだと思うけど、そんな映画および小説のことは誰も覚えていないのでシックスティーンリーチという言葉の響きだけが世代を超えて残ってゆくんだよな。
で、デジミユも鳴きが多いキャラなので犬吠崎とは雀風どん被りの可能性があり、これはさだめだの番寺極限堂事件の再来になりそうだなと最初はヒヤヒヤしながら読んだんですけど、実際はデジミユが犬吠崎の鳴きの悪いところを批判し、理由も解説することで一段階上の強キャラとして君臨することに成功
牌理まわりの大差ない部分なんかはまあいいとして、こういう本当に有害な話があるのは良くないところ。世代も新旧も関係ない。ここから2mを放銃する人は30年前から麻雀弱いです。
ネット麻雀に対するプチ偏見をこれまで随所でチラ見せし続けてきた片山まさゆきの、ネット雀士に関する解像度がデジミユ編でなぜか一気に上がってるんですよね。いろいろ数奇な皆様におかれましては言うまでもないことと思われますが、一般的なフリー麻雀の100倍以上痛みがあるからね。ネット麻雀は。