ゼッフル粒子発生装置をシェーンコップの腹に直接ぶっ刺し要塞内に持ち込む藤崎竜版銀英伝のダイナミックイゼルローン攻略。
#ノイエ銀英伝
#コロナばっかりで気が滅入るから昭和の漫画画像貼ろうぜ
藤子不二雄「魔太郎がくる!!」
初期バイオレンス魔太郎の魅力。
うらみ念法(物理)で煽り運転の男を成敗する魔太郎。
筒井康隆「上下左右」。超実験作。分割されているマスそれぞれが団地の一室。この見開きが5回続く。いわば拡大5コマ小説。随所に仕掛けがある。
去年復刊された「バブリング創世記」に収録されたので是非読まれたし。
ピーター・ディキンスン「生ける屍」。サンリオSF文庫版はかつて古書市場で万の単位で取引されていた小説。奇妙奇天烈なシチュエーションの小説ばかり書くこの作者。初ディキンスンがこれだと難しいかも知れぬ。タイトルから想像されるようなゾンビ小説ではない。不条理な南米文学のよう。
木村鷹太郎「世界の三大宴会」(大正10年)。国会図書館デジタルより。和田の酒盛(曽我物語に出てくるやつ)と鴻門の会とプラトンの宴会。この三つは実は同じ話であり、日本でも中国でもギリシャでもなくインドの話であったのだ。へっぽこ叙述ミステリの解決編を読んでいるよう。
CanCam4月号。ドラえもん別冊付録目当てで買う(のび太&しずかの婚姻届付)。第えも巻。エモいストーリー5話収録。4つの話は共通するものは分かるのだが「やろう、ぶっころしてやる」でお馴染み「ドラえもんだらけ」はどこがエモいのかよく分からぬ。(そもそもエモいって何)
南條範夫「飢えて死ね!」。インパクトのある表題作は越前丸岡藩のお家騒動を描く。あとは幕末明治物。「殺人者の死」は死の間際の沖田総司。この作者らしいねじれた総司像。他は明治の陸軍大将・立見尚文や西郷従道など。この短編集は文庫化されてないらしい。南條範夫の底が見えぬ。
ジャック・リッチー「カーデュラ探偵社」。夜間にしか活動しない某中央ヨーロッパ出身の伯爵探偵のシリーズ。要するに正体はアレ。ベストは「カーデュラと鍵のかかった部屋」。ノンシリーズ物では「無痛抜歯法」「くずかご」が抜群。どれも軽く、そして面白い。リッチーはまだ読みたいぞ。
藤子F先生の最高傑作(断言)「モジャ公」。
・F作品では珍しい長編
・F作品では珍しい大胆なコマ割りと構図
・死の影がちらつくエピソードが多く、少年マンガより異色SF短編に近いテイスト
これがヒットしてF先生が週刊少年誌で活躍する長編SF漫画家になっていた可能性を想像してみる。