【DESTINY ASTRAY】を読み始める。まずは2巻まで。
ヤキン・ドゥーエ攻防戦。ユニウス条約締結。ナチュラルとコーディネイターの戦いも、これで終わりが来るかと思われたが…激動の時代、世界の真実を収めるため、ジャーナリストのジェスはMSに乗り、新世代のMSを追う
就活生のつぼみに向けて、社会人の神崎が送る言葉ではあるのだが…
それこそ【鉄血】への世間の評判とか、今の【SEED FREEDOM】とか、諸々に重なる話だ
序盤に「SEED女子」(あえてこういう表現するが)に苦言を呈するような場面があったけど、この「ロックオン推し」のスバルのエピソードを通じて、そこにフォローが入ったのも丁寧だ
これまでのキャラも原作との繋げ方が上手いなと思ってたけど、スバルのエピソードも面白かった。
お金持ちの娘であるがゆえに、過去誘拐事件にあった彼女は、男装をし、なるべく「自分を隠して」生きてきたのだが…「ロックオン好き」であることを神崎たちに告白し、HGデュナメスを組みあげることで…
登場人物のキャラが、そのまま好きなガンダムに直結してるのも上手いなと思うを
中々「個性」が見出せず、就活に苦しむ蕾が一目惚れしたのは…
(お助けキャラの宇宙の兄が、ブルーフレーム好きなのもシックリ来た)
「そこまで割り切れたら苦労せんよ」って話も多いけど、「それでも」と言い続ける。
あくまでガンプラ漫画ではあるのだけど、SEED以降の新世代ガンダムの精神が読み取れるのも効くんですよ
【HGに恋するふたり】既刊7巻の内4巻まで読んだ。
「ガンダムSEEDが好きで堪らない」人生での大きな経験に蓋をしながら、大人になった神崎。そんな彼女の生活が、ガンプラ、そして模型屋の娘・宇宙やモデラーのももとの出会いで少しずつ変わっていく。
劇場版のあらすじ読んで、「ワシには大西洋連邦とかユーラシア連邦とかわからーーーん」と思ってたのだが、【ASTRAY】がすごい丁寧にやってくれてる…
そして、コーディネイターやクローン、「造られた者」が闊歩する世界で、彼らの「運命」はいかにあるべきか。本当に「自由」なんてあるのか?このアンサーもまた、シンミリと、しかしハッとさせられる。
キラとラクスのワンシーンと、カナードのエピローグが重なる瞬間には痺れた。