確認したらアニメ版の独自解釈だったけど、ここで三輪の手の動きアップにして、真人の領域展開と対比する形で、「京都校のみんなと会う」「メカ丸と会う」を一種の「呪い」に仕立ててんのね
【Death of〜】に向けて、ムーンナイトたちの「死」についての話も。
コンシューの信徒である彼らには、その加護ある限り生と黄泉がえりが約束されている。ただし、その都度知性と理性が失われていくのだ。
さて、月の騎士の「最期」とはいかなるものか
ギレン・ザビ誅殺とか、ホワイトベース轟沈とか。アニメとしても歴史としても重要な出来事が、あくまで傍観者目線で、しかし感情を込めて語られる。
この辺りの演出が実に巧みで、ドキュメンタリー映画みたいなのよね
単行本一冊だから…と先に読んだけど、ギレン暗殺計画→本作→ジョニー・ライデンの帰還と読んでいくと、各作品のリンクも広がっていくのかな。噂のキマイラ隊も出てきた。
次はギレン暗殺計画を読もう
当然我々は「ギレンの最期」を知ってるわけで、「ifストーリーでした」なんてオチがない限り、暗殺なんてならないわけだが…
むしろこの作品の目的は、この終戦間近の時期の、ジオン本国の政治的混乱を描き、その「負けた理由」をより鮮明に解き明かすことだろう