村崎百郎の電波図とマサルさんのヒゲ部の説明が凄く似ていることに気づいた。両者とも1996年くらいの刊行物なんで、どちらが先かは分からんし、うすたの方がアタマがオカシイ気がしないでもない。
「電子立国日本の自叙伝 トランジスタへの挑戦」風忍
なんとなくジャーマンロックみたいなカルト臭がする表紙とタイトル、作画はキングオブカルトの風忍!
馳せる期待を胸にページをめくるが、彼氏らしからぬプロジェクトX風のドキュメンタリーテイストにギャフン。なんぞー
「黄金」西たけろう
超レベルの入手難易度のため、珍品、キワモノ扱いされがちな彼氏ですが、食人や戦争犯罪を巧みに描いた絵師であり、ストーリーテラーでもあるのです。ベトナム敗残兵の恐怖なんかはハリウッドを通して膾炙してる感が強いんですが、太平洋戦争はどうもデリケートすぎますよね。
「コミックでわかる著作権 ドクタースランプ」
オールカラー。描いてるのは鳥山ではなくアシスタントの人。今のDB超より鳥山っぽさがある。
こんなのを売るやつもアレだし、買うやつも一層アレだ。
いっそのこと、著作権に対し強い思いを持つ、ゆでたまご先生に登板いただいたらどうだろうか?
「世にも不思議な物語」石井まさみ
漫画読みの世界なら、ガモウひろし=大場つぐみレベルの常識になりつつある、石井まさみ=岬マヤ!脱臼したブラストビートを刻む悪魔的な世界観はレディコミの世界でも健在!大半の絵柄はOKな私でも「汚ェ!臭ェ!」ってなるくらい苦手!
でも美味ェ!
「私の悪魔がやって来る」日野日出志
ファミマ復刻からハブられた超傑作の作品集。70年代初期の作品が中心で「絵描き」としての日野日出志の才能を物凄く感じる!「KATAWA男とのSM妄想」「近親相姦」「悪魔=胎児なロズマリベイビーな被害妄想」など荒んだ心に漫画は危険を地で行ってます。最高。
「恐怖!ゾンビのいけにえ」岬マヤ
1987年刊
岬マヤ=石井まさみは漫画好きなら誰もが知るコモンセンス!
貸本→エロ劇画→少女向けホラーというプロセスは90年代まで続く限界集落の法則!主人公のオヤジがゾンビ族のボスでゾンビ族同士がバトルする展開はハッキリ言って常人のセンスを超えてる!