京都の路地裏での偶然の出会いを機に大切なコミュニティが形作られていく"繋がりの喜び"を描いた物語『琥珀の夢で酔いましょう』第3巻。
誰かと繋がるために一人で抱える秘密の描き方がなんだかもう最高でした。
「大好き。だから秘密」
という女の子同士の関係、すごく好きです。
"系譜""断絶""寄り添う存在"というテーマで久しぶりに百合文壇バーをやろうかと思っています。
武田綾乃先生
『愛されなくても別に』
千早茜先生『ひきなみ』
(未単行本化)
眉月じゅん先生
『九龍ジェネリックロマンス』
などを中心に。
本日発売予定だった須藤佑実先生『夢の端々』を購入すべく本屋に行きました。
書籍扱いコミックなのでフラゲできることを期待しつつ書店さんを回ったもののどこも入荷しておらず。
調べたところ21年1月24日に発売延期されていたことがわかって切ない気分です……。
来年の発売が待ち遠しい…。
黄井ぴかち先生『羽山先生と寺野先生は付き合っている』3巻ようやく積ん読解消…。
恋人同士になった体育教師の羽山先生と生物教師の寺野先生が、互いに相手を想い合う素敵な大人の青春譚。
向かい合う二人とそれを肯定する周囲の雰囲気がひたすら優しい、ありそうでなかった真っ直ぐな物語です。
熊田龍泉先生『それでもペンは止まらない』。
報われない者たちの人間讃歌というテーマの群像劇なのですが。
報われない人生の中にある自分を生かしてくれるような特別な存在との鮮烈な出会いが沢山描かれていて素敵です。
特に好きなのは登場人物の一人、女性を愛するアシスタントの梅島百合のケース
輝子の才能を信じる編集者の新村美咲や、輝子の努力を知り励ますアシスタントの松宮いづみなど。
それぞれに報われないものがあってもがく登場人物たちが、輝子に自分を投影しつつ彼女を熱く肯定し前に進んでいこうとする姿がとても素敵な作品です。
熊田龍泉先生『それでもペンは止まらない』。
一度打ちきりにあって以来、得意なジャンルを描かせてもらえないままヒットにも恵まれず、それでも描くことを諦めない中堅漫画家・美空輝子を主人公に、未だ報われない者たちへの人間讃歌を描く物語。
周囲の人間が輝子に寄せる想いが熱くて素敵です。
最新13話は初めての泊まりがけで行くキャンプ前の前日譚でしたが、いつか二人で旅する未来を語り合う様子が青春百合で個人的にはとても好きです。
「大切なあの人とどこかへ」
と心をはせる女の子同士の描写がとても好きなのですが。
料理好きな人見知りのぼっち女子と、釣りが好きな物怖じしないヤンキー女子が織り成すアウトドアライフを描く
匡乃下キヨマサ先生
『カワセミさんの釣りごはん』
もそんな趣があって素敵です。 https://t.co/HyFA1bfIQy