時を超え、女の子が女の子を大切に思い続けた結末はぜひ読んで確かめてください。
「恋を超える友情」
に感動すること必至です。
志村貴子先生『ビューティフルエブリデイ』第9話があまりにも素晴らしかったので……。
可愛いあの娘の一番の親友は私。
そんな、他の誰にも見せない顔を私だけが知っていることにアイデンティティーを見いだしながら、恋人にはなれないジレンマを抱えた切ない片思いの行く末が描かれていました。
「社畜系OL × 落ちこぼれ魔女」の同居生活を描く社会人百合。
市川なつを先生『みーちゃんとアイリ』第10話。
"離れがたい"と思う心模様が描かれた素敵な回。
まだはっきりと口には出してはいないけれど、胸の中には既に存在している互いを大切に想う気持ちが垣間見える描写が多くて萌えました。
2巻はそんな二人が共通していだく"孤独"、"孤独"を理解し合うから生まれる親愛の情、そして"秘密"について掘り下げられていました。
特別な相手に対して秘密を抱える二人の切ない胸の内に胸を打たれます。
百合好きな方はもちろんヴィクトリア朝英国文学好きな方にもオススメなのでぜひご一読を。
ふらっとヒーローズで連載の始まった吉富昭仁先生『今日から未来』が素敵でした。
突然の告白の後で
「私のことを好きにしていい」
と切り出した未来(みく)と、その言葉を聞いて以来、自分の意思とは別に彼女の言葉に振り回される今日子を描く女子高生百合。
連載こちら
https://t.co/DAZOKeu6XR
石川雅之先生『もやしもん』。
酔っ払った武藤さんの百合力の高さは私服がボンデージチックなインテリドSな長谷川先輩にもいかんなく発揮されていましたね。
先輩を下の名前で呼んで
「スッピンの方がかわいい」
と煽っていく武藤さんのストロングスタイルには感動しました。
ほろ酔い百合、素敵。
そうした新しいガーデン文化の旗手だったジーキル作の
Hestercombe Gardens等と、『さよならローズガーデン』作中のガーデン、邸宅を見比べると当時の時代感が感じられて楽しいです。
興味がある方はHestercombe Gardensの写真をネット検索してみるのもオススメです。
さと先生『神絵師JKとOL腐女子』。
百合的要素はもちろん、同じジャンルを愛する腐女子同士がSNSを通じて仲を深めていく様が今の時代を反映していて素敵だと思います。
同じ"好き"を共有する同士が空間的な隔たりも飛び越えて"好き"によって繋がっていくのが素晴らしい。
発売は6月14日とのこと。
編集あさんに教えてもらった乙川灯『ゆめみるがらくた』が素晴らしかったです。
https://t.co/Weiq8mM4vs
マリアン様に仕えるアンドロイドのドロシーは、経年劣化による廃棄の時が近づいていた。ドロシーは、自分を人間と偽り、2人で「家族」として最初で最後の旅に出るというお話。