本作に登場する手習い所の粋な女主人・お奈緒(人妻)と、そんなお奈緒にごく自然に好意を伝える町娘たちの描写が素敵です。
江戸時代、吉原が焼けて仮営業をしている際に着飾った遊女の見物に訪れていた人の殆どが武家の子女だったというのが記録に残っているのですが、
"もうそこにいない大好きだったあの娘"との思い出の場所をたった一人で何十年も守り続けたおばあちゃんが最後に語る独白がとても素敵です。 https://t.co/vUCBd7mUN2
たつひこ先生『ほとめくかかし』。
福岡県能古島を舞台に傘職人を夢見る女子高生の朋と、しゃべるかかしのエルザが絆を育んでいく物語。
思いやりに溢れた二人の関係を見ていると優しい気持ちに包まれます。
人を見送るばかりだったエルザに初めての
「おかえり」
を言うため奮闘する朋のくだりが素敵
クラスの中心人物かりんと、そんな彼女が秘かに憧れる顔立ちをした無愛想な同級生・岡沢。
岡沢のことを傷つけてやりたいと思いながら返ってくるのは素っ気ない返事で、その度に沈んでいく息苦しさを感じながら岡沢にも同じ場所に落ちてきて欲しいと願うかりんの複雑な想いを描く『蓮の花』
9月24日(月)21時~
「食欲の秋 ご飯を一緒に食べる百合シーン特集」は甘々、ほのぼのから殺伐までご飯を食べるシーンだけを沢山見ようかと思っています。
オススメのご飯シーンも募集中。
※画像は榎本ナリコ先生『センチメトの行方②』の殺伐百合ご飯。
決意を決めたビビアン王女を
「18年お側に仕えてきたんです」
「止めると思ったのですか」
と全てを肯定し、
「わたしにだけは話してくれてもいいじゃない」
と寂しさを滲ませるルバ。
家につくメイド。
人につく侍女。
人を優先するという視点で見ると
「たとえ家が滅ぼうともあなたの意思を尊重する」
という侍女ルバさんの覚悟はとても素敵。
課題図書にはしませんがメイド百合を考える時に面白いので、冨明仁先生『ストラヴァガンツァ-異彩の姫-』ぜひ読んでみてください。
描写の積み重ねによって時を超えた想いを画く
https://t.co/AjaRgCFPsI
といえばシギサワカヤ先生『君だけが光』も素敵。
16年ぶりに会った同級生の変わり果てた姿に言葉を失いながらも、彼女の心が当時と変わっていないことを知る。
そして自分の中にある16年前と変わらぬ想いを改めて自覚する。
『あの娘にキスと白百合を』
~各巻CP紹介②巻~
風紀委員 × 校則破りの常習犯
共犯関係から始まる先輩後輩百合
秋月伊澄は校則で禁止されている自転車通学の常習犯。
ある時それを先輩風紀委員の日下部千春に見つかるが千春は学校には報告していないようで?
という二人の共犯関係のお話。