平庫ワカ先生『マイ・ブロークン・マリコ』最新話。
"女同士の魂の結びつきを描く鮮烈なロマンシスストーリー"。
今回もマリコがシイノに向けた
「もししいちゃんに彼氏とかできたらわた死ぬから」
という言葉に静かな感情のほとばしりが感じられてとても素敵でした。
黄井ぴかち先生『羽山先生と寺野先生は付き合っている』3巻ようやく積ん読解消…。
恋人同士になった体育教師の羽山先生と生物教師の寺野先生が、互いに相手を想い合う素敵な大人の青春譚。
向かい合う二人とそれを肯定する周囲の雰囲気がひたすら優しい、ありそうでなかった真っ直ぐな物語です。
おばあちゃん百合で思い出したのですが。
大学生の旭君と透明人間の植物学者・草薙先生を主人公に、奇妙な植物にまつわる幻想譚を描く穂坂きなみ先生『グリーンフィンガーズの箱庭』の第2話がとても素敵なおばあちゃん百合です。
幾星霜を重ねても色褪せない想い、
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昨晩、ガガガ文庫編集部の榊原君(@sakakibaranovel)と
「唇のかたちが好き」と3人の女に言われたことがある。
という、松崎夏未先生『4人目の女』(『シロップ secret』収録)の出だしの一文が素晴らしいという話で盛り上がりました。
教師とアイドルの思ってもみない恋の結末、ぜひご一読を。
中村明日美子先生『メジロバナの咲く』。
中村先生待望の長篇百合作品。
女学校を舞台に、自分に嘘をつかない直情型のルビーと、"鋼のステフ"の異名を持つ冷静沈着な才女ステフ、という対照的な二人の関係を物語。
他に誰もいない寄宿舎で向かい合う二人…のような寄宿舎ものならではの展開が素敵です
昨日、百合コラムを書いているかっぱさん(@kappa_lily)と平庫ワカ先生『マイ・ブロークン・マリコ』が素晴らしいという話をしました。
連載こちら
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女同士の魂の結びつきを描く鮮烈なロマンシスストーリーというキャッチコピー通り、二人の関係に心が震えます。
みもと先生『恋する名画』。
ピカソやダ・ヴィンチといった巨匠たちの名画を引用し百合を描くオムニバスシリーズ最新話は丁度展覧会が開催されていたクリムトを引用した双子百合。
双子ならではの未分化な関係と離れがたい感情、それでもやがて訪れる変化への複雑な想いが描かれていて素敵でした。
今日は百合書店員のオーイワさん、朱時先生とシアターPOOの牧師バーでのんびり飲み。
マスターのトール牧師がアフガニスタンの思い出を語ってくださるのを聞きながら遥かな中央アジアに思いをはせました。
中央アジアといえば、森薫先生『乙嫁語り』の人妻同士の社会人百合(?)ですね。
5月27日の百合文壇バーは萩原健一さん主演ドラマ『明日への誓い』を監修されていた現役牧師・中村トールさんをゲストに迎える『ピルグリム・イェーガー』特集回です。
ルネサンスの宗教革命期に家族にならんとする二人の少女について、キリスト教義を踏まえてのんびり話そうかと。
毒田ペパ子先生『さよならローズガーデン』2巻。
1900年のロンドンを舞台に海を渡ってやってきた日本人メイド華子とイギリス人令嬢アリスの関係を描く百合作品。
華子の瞳の色はヘリオライトで、アリスの瞳の色はサファイアで、といった具合に美しいシンメトリーが散りばめられている二人ですが、