コロナ騒動の気晴らしに、以前のクラウドファンディング企画だった
「8bit年代記stage02」の第一話を無料公開してみたいと思います。
すでにマンガ図書館Z様にて無料公開している「8bit年代記」
https://t.co/FXdAJhL1Sz
の続きとなります。よかったらどうぞ(2/2)
「マシン語の壁」「C言語の壁」みたいなのがあって、実はX68000も壁の一つだったと思っている。持ってたよ。MFGED使い倒したよ。けどX68000が自分の右腕だったかといえば「…」なのだった。
鬼滅の刃の文法に手塚治虫的な雰囲気を感じたのでメモ。頻繁なギャグの挿入。手塚の場合作劇を阻害する方向なので今日的評価がよくないが、手塚も超一流のプロなので大昔は「作劇をまぜっかえすギャグ」に効果があったのかもしれず、今後時代の変化による鬼滅の評価が気になる。キャラの魅力の範疇か。
「はだしのゲン」とか「カムイ伝」とかの、その時代における最も気高い、尊い、本来しなくてもよかった創作上の努力が、訴えが、いつか時代の変化とともに無価値となったり、別種のプロパガンダに取り込まれたりしていった過程について、オレらは記憶するだけでなく、どこかで記しておくべきと思う。
コブラの鼻は衝撃的だったのである。この顔は当時の日本のマンガ絵の主人公キャラには類例がないと思う。ジャン・ポール・ベルモンドがモデルとされているが、じゃあ同じ芸当を皆できるかったら普通できない。寺沢武一の驚異的画力と野心の発露であり、それが時代とともに大人しくなっていったと思う。
今週のモーニングで、島耕作の亀淵が死んでいて慄然とする。一部で有名なこの男である。この漫画においては「島耕作を妨げるもの、死の翼に触れるべし」であり、誰もがすっかり忘れたと思っていたが、島耕作世界の神は執念深く覚えていたのだ。もちろん島耕作は彼の死に麗しく涙を流す。
「キャプテンの丸井」みたいな作品が好きだ。足りない部分を必死に何かで補う、その過程こそに燃える。なぜなら人間は所詮卑小な存在であるからだ。「たっぷり贅沢に作りました」みたいな作品を見ると逆につまんない。これは多分世代によるもので、丸井を貧乏くさいとしか感じない人も多かろう。