これ既に書かれていたら申し訳ないけど、そもそもセワシはのび太としずかちゃんの子孫ではあるけれど、つまりは私生児の傍流であり、セワシがその歴史を変え、ジャイ子系の存在を抹消し、主筋に成り代わるべく巧みにのび太を騙した」というのが一番理にかなった説明ではあるまいか。黒いなセワシ。
これ本当に武論尊の脚本を読んでみたいんだよな。多分だけど脚本の時点では「ばあさんが異様にデカい」とは一言も書いてないんじゃないか。デビルリバースのサイズ感とかも同じで。もうダメだ。この絵が出てきた時点で何を言ってもしょうがない。
志那虎のキャラを立てるためのエピソードである。一から十まで狂っている。父ちゃん頭おかしい。そしてマンガというのはこうでなければならない。これを大真面目にやるのである。だからこそ読者もついてきてくれる。チクワと鉄アレイとか。
コロナが流行るから外に出るなとか、なのにマスクがないとか、ロクに検査しないとか、病院に行かないとか、お肉券とかアホなこと言い出して結局くれないとか、全部要するに我々の業界(日本人)ではご褒美なのだ。ああもっと無茶を言ってくれ。我々は耐え抜く。そこに屈折した美を感じる。マゾである。
少年誌向けのボクシングマンガである。まあ努力して世界に羽ばたく。予想の範囲内だ。んでギリシア12神というナゾ集団が黄金のヘリコプターに乗って飛んでくる。誇張でなく明らかに逸脱している。要はムチャクチャだ。だからガキはそこに「すげえ」と熱狂する。小賢しい作家ではこんなの絶対できない。