ヒーローコミックという"子供向け"の媒体でこういう試みは史上初なのもあって、当時大きな反響を呼んだ一作。今読むと流石にレトロな感は否めないが、それでもキチンとメッセージ性とエンタメが両立してて面白い。まあ肝心の売上は伸びなかったらしいけど…。
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その影響で倫理規定委員会が一部規制の緩和を余儀なくされ、本作の「グリーンアローの相棒がドラッグ中毒に!」というエピソードがめでたく日の目を見たという熱い裏話がある。なおDC社内でも物議を醸したが「知るかそんなもんボケェー!」とやはり宮野真守で押しきったという。
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主人公のフィル・シェルダンさんはあくまで一般人で商売がらスーパーな連中に馴染みが深く何かとキモがられるFFのシングさんにも「彼もヒーローなんだし受け入れられてもらいたいが…」と思う一方「ミュータント!?消えろ!!」とX-MENにはレンガを投げつけたりもする。
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実際ンとこ、映画『バットマン』合わせで出したにしてはチョイスを間違えた感がある。『ダークナイトリターンズ』等でダークでハードボイルドなイメージがついていたときに明るく楽しいお茶目なバットマンとか出されても肩透かしを食うと思うが…。
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オマケ:大学入ったりティーン・タイタンズで忙しくなったロビンと久々に戯れるバットマン。シンデレラガールズ劇場の二宮飛鳥回かな?
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お前ら平成生まれはすぐ「解釈違いです!」「○○ちゃんはこんなことしません!」「トム・キングマジ許さん!」とか吠えるけどロビン初登場回凄いからな。悪人に殺人を犯させるよう仕組んで殺した瞬間をカメラに収めて「これでお前は死刑だ!」ってやるからな。本当凄いなこれ。
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「バットマン:スリー・ジョーカーズ」
バットマンの長年の宿敵ジョーカーは実は3人いた!?という中々衝撃的かつ思い切った物語。ジョーカーの歴史についてメタ的解釈を盛り込みながら3人のジョーカーの謎に挑むミステリー物でもあるバットマンの新たな傑作のひとつでした
『Captain America:Man out of time』
キャプテン・アメリカ復活エピソードの現代版リメイク。
第二次世界大戦の英雄キャプテン・アメリカ。"現代"に目覚めた彼は変わり果てた祖国で戦う意義を見つけられるのか…?
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「貴方はン十年間眠ってました」と言われても実感ないので「変な夢だなぁアハハ」ってなノリだったキャップが突如残酷な現実を目にしてしまい「これ夢じゃないんだ…」となり、それまで夢の中のバッキーだと思ってた青年(リック)が別人と認識せざるを得なくなる演出がいい。
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まあ色々あって終戦直後のアメリカに戻ったりもするんだが、21世紀に慣れた身にはやっぱりちょっと思うところがあるのであった。野球好きの黒人少年に「頑張れば君もプロになれるよ!」っつったら「ダンナ、坊主に変なこと吹き込まねぇでくだせぇ」って言われる時代だしねぇ。
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事件の鍵を握る新キャラのキッド・カイジュウくんは実はかなり危険な能力持ちだが、そこは正しい使い方を心得ているいい子であった。藤田和日郎先生だったら秒で白面の者を描いて地球が滅びていたから危なかったな!
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『ウインターソルジャー:セカンド・チャンス』
過去の贖罪を兼ね、更生を望む犯罪者の支援・保護プログラムに従事するバッキーの前に"バッキー・バーンズ"の衣装を着た少年暗殺者が現れる。彼にかつての自分を重ね合わせたバッキーは力を尽くすが…。
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