そして、第3話の終盤でやっと鉄人が登場。富山市内で暴れ回る鉄人と、全く役に立たない警官隊&自衛隊という構図ですね。
#鉄人誕生編
第3話(昭和31年9月号)の後半は、脱獄してきた村雨一家対正太郎&警官隊の再度の銃撃戦でした。
うーん、ここまで正太郎くんは全くいいところなし。やはり鉄人を持たない彼は、クリープを入れないコーヒーみたいなものか。(^^;
#鉄人誕生編
そして警官隊の銃撃戦に敗れ、刑務所に収監される村雨一家。この辺の展開は、横山先生が映画館に勤めていた頃に見たギャング映画などの影響が出ているような感じがしますね。
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連載第3話(昭和31年9月号)の大半は、村雨一家と正太郎&警察隊との攻防戦で、鉄人はほとんど出て来ないという異色の構成になっていました。だ、大胆な・・・。(^^;
#鉄人誕生編
そして次号予告はこんな感じ。
次号は別冊付録での連載なので、ちゃんと鉄人の予告カットやあらすじ紹介文が載っていました。(^^)/
しかしやはりアトムの人気の凄さが伺い知れますね。
#鉄人誕生編
正太郎は、村雨一家に捕らえられたと思ったら、すぐさま小型0815号で反撃し、ラストには背後から撃たれるというジェットコースターような展開でした。
なお、この回は、光文社の単行本版では全てカット。うーん、何が気に入らなかったんだろうか。(^^;
#鉄人誕生編
第2話(昭和31年8月号)はこんな出だしで、本誌7ページのみの掲載だったため、ほとんど何も進まずに終わるという・・・。(^^;
この頃の雑誌「少年」の漫画は、別冊付録での連載がメインステージで、本誌連載はオマケのようなものという認識だったんでしょうかね。
#鉄人誕生編
そして第1話の最終ページでやっと27号が登場。
まあ、この段階では、まだこのフランケン顔ロボットを28号にする予定だったと推測していますが。
#鉄人誕生編
これは胸アツ。
ロボット強盗団の捜査に行き詰った正太郎へアドバイスを送る村雨健次。
第1話から既にこういう関係だったのか。(^^)
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ということで、敷島博士は28号を完成できないままに島流しとなり、南海の孤島で特攻機を作っていたというオチに。(^^;
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ここで初めて28号のフランケン顔がオープンになりますが、2年後に出された単行本ではミスリードを嫌ったのかカットされていました。
最終的に28号を完成させたのは乗鞍岳の覆面怪人なので、別にカットしなくても良かったのに。
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そして、ちょっと不気味な鉄雄くんから、その父親である敷島博士の日記をゲットした正太郎。
そこには戦時中の鉄人計画の内容が克明に書かれていた。しかし26号弱すぎ・・・。(^^;
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