同じく予告カット。当時としては異例の1ページを使った予告漫画を掲載しているところに、編集部の期待の高さが伺い知れますね。
また、この段階では、このフランケンシュタインの怪物もどきを28号とする予定だったことが分かります。
#鉄人誕生編
これもオマケですが、セリフの改変状況が気になって、思わず調べてみたコマです。
個人的には、一番新しい小学館クリエイティブ版のセリフが、一番違和感がないんじゃないかと思っています。(^^)
#鉄人誕生編
南海の孤島にあった日本軍の秘密工場は壊滅状態に。しかし後述によると、鉄人計画が進められたのは乗鞍岳の秘密工場だったので、この空爆自体は鉄人と余り関係が無かったというオチに・・・。
なお、最後に倒れ込む敷島博士がセクシーでした。(^^)
#鉄人誕生編
物語の冒頭はこんな感じで始まります。
左が連載時、右が2年後の単行本で描き直したバージョン。
カーチスによる攻撃からB24による空爆へとグレードアップしていました。
#鉄人誕生編
鉄人の誘導器を破壊するなど、正太郎くんが大活躍。
しかし「鉄人を持ち帰ってすぐに分解しましょう」と言うあたりに、この段階では鉄人が災厄にしか過ぎないということが分かりますね。
#鉄人誕生編
ちなみにこのロボット26号。ショボい外見の割には威力があって、一撃で村雨一家の辰を殺し、ついでに敷島博士の父親まであの世に送っています。マジか。(^^;
#鉄人誕生編
ちなみに敷島博士を助けた現地人の描写について、近年になってから出版された潮の完全復刻版では、肌の色が薄いトーンに直されています。(個人的には意味がないと思っていますが……)
#鉄人誕生編
村雨兄弟にまんまと逃げられてしまい、自虐的なセリフを吐く正太郎くん。少年らしくてけっこう可愛い。(^^)
#鉄人誕生編
大金を横取りしようと、いきなり現れる謎の紳士とロボット26号。
この謎の紳士がロボットだったのか、それとも乗鞍岳の覆面怪人だったのかは、結局わからないままに終わってしまいました。おいおい。(^^;
#鉄人誕生編
この驚異のロボット28号を、意のままに操縦することができるというアイデアが、その後のヒットにつながっていった大きな要因でしょうかね。
#鉄人誕生編
うーん、こうして見ると、敷島一家が可哀そうになってくる。これ以降も、敵国ロボットやスパイ団、マッドサイエンティストなどに何度も何度も襲われるし・・・。(^^;
#鉄人誕生編
ここで初めて28号のフランケン顔がオープンになりますが、2年後に出された単行本ではミスリードを嫌ったのかカットされていました。
最終的に28号を完成させたのは乗鞍岳の覆面怪人なので、別にカットしなくても良かったのに。
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