『劇場版 ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』の劇中で挿入される、チャンプルー・DKI「ダンドゥット レゲエ」の、さくらももこVer.の(世界観に、アニメーション技術としても)ヤバいイメージビデオがNetflixで観られるようになる!!!
若林宣さんの新書『B-29の昭和史 爆撃機と空襲をめぐる日本の近代史』読んでる。
百貨店の催事に撃墜されたB-29の展示や、敵機を識別するためという名目で販売されたB-29の木製キットに、来襲するB-29の爆音を地上から録音したレコード『B-29の爆音』等々、戦争と商業の関係が初耳で、めちゃ面白い📖
谷口ジローの『歩くひと』は、決してほのぼの漫画では無く、カルト映画『泳ぐひと』から着想されていることからも伺えるように、そこはかとない狂気を孕んだ作品でゾクゾクする。これがバブル期に描かれたことも含めて。
大判でページも開きやすい愛蔵版を是非。
オールタイムベスト漫画で、人生において間違いなく、具体的にどうとは言えない深いところで影響を受けているはずなのが黒田硫黄『茄子』。
自分はこのひとコマで大人について学んだ。
もっとも、この4コマでは、本来の”オチ”にあたるところに「アメリカで飼われている日本猫はもう日本猫じゃニャイのか…」という台詞があります。
”日本猫”が日本産の猫の、品種の総称を指すのであれば、そのような喩えをナショナル・アイデンティティ絡みの話で持ち出すのは、レイシズムの表れです。
ともちゃん(恋人)のお母さんに呼び方を尋ねる高橋くん。さり気ない一コマだけど、こういうところに『自転車屋さんの高橋くん』の、他者ときちんと向き合うことの大切さが表れていて良い。(しかし、これはなかなか出来そうで出来ない!) https://t.co/iPpYHZ7qMb
高野文子『るきさん』。
バブル只中の『Hanako』連載ながら、雑誌が吹聴する流行やステイタスに流されないるきさんは、"のんびりマイペース"の言葉では片付けられない。
このコマでえっちゃんが読んでるのがまさに『Hanako』で、るきさんはそのライフスタイルを「やーよ こわい」で一蹴してしまう。