「蘭丸からノブへ」「ぼくの輪廻」嶋木あこ、小学館(2016)の3巻に収録された短編漫画。本能寺で死んだ信長と蘭丸が現代に転生するコメディ作品。本作の信長公は蘭丸の股間を揉みしだくことで心の安寧を得る性癖の持ち主。本能寺では蘭丸より年下に生まれ変わることを神に祈る。#信長名鑑
「まんがでわかる! 今川義元ものがたり」たたらなおき、小和田哲男(2019)今川義元の認知度、イメージ向上を目指した学習まんが。今川義元は公家かぶれで弱いというイメージがあるが、それは真実ではないことが強く語られている。信長名鑑的にはそのイメージがどう形成されたのか興味があるところです
本作の信長公は『概念』。元の戦国SLG世界では紙本著色織田信長像をデフォルメしたような姿だったが、ゲームの世界観に応じて覇王風、女の子…と、様々な姿に変わっていく。メタいw #信長名鑑
本作の信長は、海外のロックバンドのような長髪、冷たさを感じる目が特徴。淡々と天下統一を狙う大名として描かれている。冷淡かつカリスマ持ち。古い時代の癇癪持ち信長のようなヒールっぽさを過剰に誇張されてはいない。ゆえに、足利義昭の小者感を一層引き立てる存在となっている。#信長名鑑
「将軍足利義昭 信長を一番殺したかった男」しまたけひと、双葉社(2020)デビュー10年鳴かず飛ばずの自称漫画家(作中ままの表現)が描く、偉人ではなく、一般人でも共感できる人物・足利義昭の京追放後の足取りを追う、なんとも不思議な漫画。#信長名鑑
本作の信長公は生徒会副会長(後に生徒会長に昇格)。名は信永真央。元歴史文化研究部のメンバーで、武田小春いじりが趣味。外交手段に長け、自分の願望を叶えるためには手段を選ばない。織田信長というより、織田信長の持つ第六天魔王のイメージが真央の下地になっているようだ。#信長名鑑
「レッケン!」吉谷やしよ、講談社(2012)月刊少年マガジンに連載された4コマ漫画。全3巻。破天荒な歴女が集う「歴史文化研究部」に無理やり入部させられてしまった幸村彼方の騒がしい日常を描く。メインヒロインは武田信玄の生まれ変わりと自称する武田小春。#信長名鑑