本作の信長公は4年1組に所属する問題児。数ある偉人の中でも本作では看板キャラの位置づけ。喧嘩っ早い暴君気質。リーダーシップがあり、クラスの中心的存在になっている。おそらくクラスの女子からはかなりモテていると思われる。#信長名鑑
石田三成は漫画「三成さんは京都を許さない」で公務員を立派に務めているので、選挙に立候補しても全く問題ないと思う。
「マンガで読む 信長武将列伝」すずき孔、柴裕之、戎光祥出版(2019)光秀、秀吉ら織田家家臣団を最新研究に基づき記した漫画学習書。児童書よりも突っ込んだ内容でありながら、歴史研究書より読みやすいため、ゲームなどで歴史に興味を持ったカジュアル歴史ファンにオススメしたい一冊。#信長名鑑
この死亡した武将がしがらみの無い世界に集まって反省会を行う物語、ありそうでなかなかない…画像は「織田信長と梟雄たちの宴」に収録された、梟雄・斎藤道三と松永久秀があの世で対談を行う話。こういう作品もっと増えてほしい。
「魔空八犬伝」石川賢、双葉社(1992)南総里見八犬伝を下敷きにした戦国伝奇アクション漫画。戦国時代に出現した、魔物の巣窟となった里見の黄金城を巡り、八犬士が武田や本願寺が争う。本作の信長は魔物化はしてない。つまりは人間だが、魔物のように冷徹な性格。#信長名鑑
「学習まんが 日本の伝記 SENGOKU 織田信長」集英社(2020)#信長名鑑 集英社の最新版伝記漫画集。「親しみやすさ」をテーマに、信長の生涯を追う。難解な表現や残虐な描写(人に矢が刺さるとか)はなく、カジュアルに歴史に接することができる。
涼宮ハルヒは宇宙人、未来人、異世界人、超能力者と出会うことを渇望していたけど、織田信長はその全てと出会うどころか、自ら超能力者になったり、未来や異世界に行っている。画像はこううんりゅうすいの織田信長。
以前紹介した「学研まんが人物日本史 乱世の戦い 安土・桃山時代 織田信長」こちらは秀吉のキャラデザインも魅力的。人懐っこく見えるし、狡猾にも見える。作画担当者の漫画力高し。画像は金ヶ崎戦~引用。
桶狭間の戦いは、「谷間」に陣取る今川本陣に「奇襲」を仕掛ける表現。やっぱり2000年以前の作品は、この表現が多い。
信長に誰よりも忠実につかえてきたと自負する光秀。後方で接待役や秀吉の援軍を命じられた時、嫉妬の炎が本能寺を燃やす。本能寺の変の「突発さ」をうまく創作していると思う。パワハラとか、朝敵信長を討つとか、光秀に大義名分を持たせるより、こういう展開のほうが好みです。
「集英社版・学習漫画 日本の伝記 織田信長 戦乱の世の風雲児」(1988)児童向け学習まんが。信長は的確な戦略・内政を構築できる優秀な指導者として描かれている。#信長名鑑