「魔空八犬伝」石川賢、双葉社(1992)南総里見八犬伝を下敷きにした戦国伝奇アクション漫画。戦国時代に出現した、魔物の巣窟となった里見の黄金城を巡り、八犬士が武田や本願寺が争う。本作の信長は魔物化はしてない。つまりは人間だが、魔物のように冷徹な性格。#信長名鑑
藤木てるみ氏が漫画を手掛けた「学研まんが 伝記シリーズ 戦国の野生児 織田信長」この昭和的なギャクとテンポの良さがじわじわくる。歴史解釈は刊行された1980年のものだけど、要点はしっかり抑えているところとか最高っすね~。#信長名鑑
松本零士が描く土方歳三。「陽炎の紋章」(1994)より。創作物の題材にされやすい新選組の幹部も、様々な作品ごとにキャラデザインが大きく異なる
戦国時代モチーフのギャグ・コメディ漫画って結構ありますが、山科けいすけの「SENGOKU」が印象に残っています。というのも本作は登場人物全員、題材の偉人が持つ短所を伸ばし、誇張しています。こういう見せ方もあるんだと驚きました。#信長名鑑
「カッパ天国」森下裕美、竹書房(1993)少年アシベの作者森下裕美が描く短編4コマ漫画。「カッパSENGOKU」に織田家の日常が描かれている。おそらく信長史上、最もカリスマ性も人望もない信長が登場する。#信長名鑑
こちらですね。「集英社版・学習漫画 日本の歴史 織田信長 戦乱の世の風雲児」 https://t.co/hCZpTmeNw9
創作界には本能寺から生還した織田信長、現代の病院で労咳が完治した沖田総司など、運命を覆した偉人はいくらでもいます。「逃げ若」北条時行の運命はまだ定まっていないと考えたほうが良いでしょう。画像は筋肉で平和的に乱世を終わらせた今川義元。「ダンベル何キロ持てる?」15巻より
創作物界の今川義元はここ10年で表現が大きく変わってきた印象。それ以前は「まんがでわかる!今川義元ものがたり」(2019)で書かれた通り、良くない言い方ですが、織田信長のかませ犬的な役割が多かったです。