ああそうか
改めて気付いたよ。
僕は正確な自転車が描きたいのでは無い。
セクシーな自転車が描きたいんだ。
カッチリ描こうと
ラフに描こうと
セクシーでありたい。
そしてそれは、ヒトが乗っているからだ。
だってアニメーターの仕事は、どんな絵柄も取り込んで描く事だろ。
じゃあなんで「昔の自分の絵」が描けない。
やはりそれは【現在の手癖で描いてる】からだよな。
だから、冷静に振り返って もう一度ちゃんと「あの頃の妖子」を描いてみようと。
絵だけで無く
キャラクターそのものを。
飯島先生の【新 旭日の艦隊】劇中の大石長官は、とにかく生きがいい。
体力も十分で、経験 知識が豊富、基本的に明るい人柄で前向きだ。
飯島先生は他を否定するだけでなく【俺ならトップはこういう男にする】を自らの漫画で実践していた。
こういう価値観を持つ同期がいるのは本当に頼もしい。
横島クンのこだわりは
「ちち しり ふともも」だが
妖子のこだわりは
「ちち こし ふともも」なので、横島クンのターゲット外だなっと。
ああよかった(^o^)
何ページであろうが、アオバは基本【一話読み切り】だ。
その都度 主人公も変わる。
これは『自転車店もの』という未開拓のジャンルだったので、なるべく間口は広く 分かりやすくするため。
専門知識が無くても理解出来て楽しめるようにしたかった。