重要な何かということはわかるけど、その意味本や、どう結末に結びつくかは先を読んでのお楽しみ。こういう伏線は読者をストーリーに引き込む効果が期待できる。ホラーなどでよくある「検索してはいけないワード」とか、それの典型。検索するとどうなるかが気になって、先を読み進めるというわけ
ミステリー基本構成
①これから起きる謎とスリルをにおわせ
②事件が発生して様々な謎を提示し
③ミッドポイントで反撃ののろし。本格的に犯人捜し
④様々な情報と証拠を集めて
⑤いざ推理ショー
⑥後日談などで余韻を残しながら幕を下ろす
伏線は三種類 『①先の展開をあらかじめ伝える伏線』『②先の展開を予感させる伏線』『③後の展開によって明かされる伏線』読者を引き込む効果があるのは①と②。③は後から効いてくるタイプだから、読者に次を読んでもらいたくなる効果はなく、読後に満足を与える効果のある伏線。使い分けていこう
冒頭で設定や世界観の話を延々してしまうと、読者の離脱に繋がる。ミステリーだとインパクトある殺害シーンをチラ見せしてから、本編に入るという構成はよくあるよね。冒頭はストーリーに引き込むことを最優先。それが成功したなら、設定にも興味をもってもらえるよ
トリックは作者が都合よくでっちあげて作ればよい。例えば密室トリックの場合も、トリックに都合のいい部屋を作る。つまり「どうすれば密室になるか」ではなく「どんな部屋があれば密室にできるか」で考える感じ。トリックだけでなく謎解きや証拠なんかも、基本的に同じだね
密室トリックの作り方は、いきなりトリックを考えるんじゃなく、
・まずは普通に部屋で事件を起こしてみる
・その部屋にはどんな思い込みがあるかを洗い出す
・その思い込みを利用したトリックを考える
・実行可能な条件を作者の都合がいいように作っていく
叙述トリックの例。時間軸が異なる二つの視点を、さも同じ時間軸のように語って読者をダマす。オチでの驚き度が爆上がり。他にも「しゃべり方などで女と思わせておいて実は男」とか「A町にいる太郎とB島にいる次郎は違う人物と思わせといて、実は同一人物」など性別や場所を騙すパターンもあるよ
0から文章を生み出すときはなかなか進まないこともある。でも推敲ならスラスラ進みやすかったりするよね。だから最初の一文で悩むくらいなら、chatGPTに出させるのも一つの手。いったん出させて、その文章を推敲するわけ。使えない文章が出てくることも多いけど、0から文章を書くより進みやすくなる
設定や世界観を冒頭でダラダラ説明しちゃうと、読者が離れちゃう。細かい話は一旦置いておき、最低限の情報だけを伝えてストーリーをバンバン進めよう。死体を転がせ転がせー!こまけぇーことはいいんだー!特にWEB小説は
三幕構成の最大の利点はミッドポイント。第二幕の中間でストーリーの流れが変わるポイントのことで、これを作ると流れをクライマックスに持っていきやすくなるよ。バトルなら反撃開始のきっかけ、恋愛なら好きを意識した瞬間。ミステリーなら謎解き開始!それきっかけで流れを変えてクライマックスへ!
ラノベ人気の秘密は「型」の理解にアリ!異世界転生や学園モノなど、ジャンルごとの定番型を押さえると、作品作りがラクになる。型をミックスしたり逆手に取ることで新鮮な作品もできたりしてる。ラノベを書くならまずは型を知ることが超重要!