8月18日は「米の日」
沖縄では、米の字を使う地名は久米島の他は少ない一方、「ヨナ」が入った地名は多い。与那原、与那嶺、与那城、与那覇、与那国など。ヨナは米ではなく砂のことらしいが、ヤマトに渡って、米が砂粒のようだからヨナ→ヨネ→イネ、という説もあるらしい。
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昭和43(1968)年頃の若木書房の横浜・川崎市街地図を見ると、現在の根岸森林公園は「根岸台ゴルフ場」になっている。どうも、明治39(1906)年には、当時競馬場だった内馬場にゴルフ場が開設されたらしい。昭和初期の状況は不明で、敗戦後はアメリカに接収、ゴルフ場として再整備されたようだ。
尼崎市の芋の近くには「尼宝自動車専用道路」があった。鉄道を計画して路盤までできてから中止になった未成線。関西の私鉄の建設ブームの荒波に揉まれて敢えなく露と消えた鉄道計画。現在は兵庫県道。
ゾウゾウ山の西の馬狩谷。V字谷だが川の規模に見合わない谷底の平地があり、妙に真っ直ぐ。都市圏活断層図を見ると案の定、大きな断層があるが、上流側を追うと馬狩集落付近で谷は(堆積物に覆われているが)広く、さらに上流で谷は途切れてしまう。地形の成立ちに興味が湧く。河川争奪もあったのか?
今年の漢字は「令」
「令」の字の入った地名は山口に多い。宇野令は山口市中心部を取り巻く山間部広くに亘っていて、明治期は上宇野令村、下宇野令村があった。大内氏が城下町を作る前はもしかして山口盆地一帯が宇野令だったのかな…
丁子(クローブ)は12月14日の誕生花。
丁子のつく地名を貼る。香取市の丁子=ヨウロゴは難読だが姓にもある。この場合の「丁」はヨホロで、壮丁という熟語にも使う成年、壮年男子の意味。また、「丁子」はチョウジと読めば植物のスパイスのクローブだが、テイシと読めばオタマジャクシだ。
昭和39(1964)年1月16日、常総筑波鉄道鬼怒川線が廃止された。
1932年の5万分1地形図を下敷きにした米軍地図に在りし日のルートを見る。地理院地図と比べると、西半分くらいは廃線跡が追えそう。ストビューで三所駅付近から西望と畔と化した路盤跡。
関屋分水の予定経路が描かれた昭和46(1971)年7月の塔文社の新潟市街図。病院2つと幼稚園が移転させられたのか。今はなき「競馬町」の町名も。平島の黒埼側の鮫面という地名は初めて知ったが、現在は寺地の一部。字としても残っていないよう。北区嘉山に同じ鮫面という字がある。現在の地図はマピオン