大衆文化100年史の学習まんが、アナログで編集作業中。1920年代は「アマチュアの時代」だったと言う話。漱石のアマチュア論や多様な分野の創作入門書の刊行、そしてアマチュアの政治参加としての「普通選挙」。可能性としてのアマチュアが多様に語られた。
南戸博美は警視庁からの出向。民俗学者が妖怪退治が出来ると勘違いし民俗学で卒論を書いた主人公・月極駐を非正規雇用。公安にある地球外生命課の捜査員盛田さん、人面犬の木村さん、都知事・笹山徹、二階に住む木島さんなどが登場。カドコミで読めます。 https://t.co/oAVDlV9RPc
「恋する民俗学者」原稿フランスより着。漫画家の人はフランス在住。今回は藤村操の華厳の滝での自殺を受けて広がる波紋。苦悩する藤村の教師、漱石。華厳の滝はかつて花袋たちが自分たちの詩の原稿を投じた所。あの日、恋の詩を捨てたはずの花袋のもとに「蒲団」のモデルとなる岡田美智代から手紙が。
60年前後のセヴンティーンたちのテロルと文学者たちの交錯を描く大塚英志・西川聖蘭「クウデタア」。江藤淳に最初に批判された新人作家、福田章二。沈黙の後、庄司薫として再登場する。
まんが訳「酒呑童子絵巻」に行き着つくために前任校時代から10年かけてやってきた歴史の詳細がここで読めます。
今回の本を作った山本ゼミの先輩たちの積み重ねがあって、ということもわかってくれると嬉しいです。
20話あたりからがその話で絵巻にとどまりません。
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学習まんがのキャラ作り。
先生がぬらりひょん、生徒が付喪神。
ベタです。
「八雲百怪」にリンクさせてというわけではないが「柳田國男傑作選 神隠し・隠れ里」重版出来。
甲賀三郎についての柳田の論考に加え、お勧めは「遠野物語」周辺の柳田・花袋・喜善・折口の小文をまとめた資料編。「遠野物語」誕生が立体的に見えてきます。
この「新大陸」という雑誌、阪本牙城の義勇隊漫画部隊と関係が深かったのか、牙城の満洲での一番弟子・多田坊主が筆名、本名合わせこの号には3カ所登場。現地で宣伝工作用の漫画家を育成するという方針は相応に成功していたと思える。
『東京オルタナティヴ』再開第一話原稿届く。
冒頭はロンドンの図書館で「幽霊」について語る二人の図書館の幽霊。
そして「原爆の落ちなかった東京」でGHQを騙る男。
年明け再起動です。
まんが訳絵巻第2弾「道成寺縁起」入稿用のデータも完成。戦時下の映画批評家・北川冬彦が「映画的だ」と言い張ったことで知られる絵巻ですが、さて。
第一弾酒天童子絵巻(右)は全話配信中。カニバリズム転じて、なかなか切ない終わり方ですよ。
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来年、ちくま新書より刊行に向けて「まんが訳絵巻」シリーズ、粛々と編集中。なのを傍観する私。フォント、どれが読みやすい?とか、そういう当たり前のことも再検討。
中身難しくても(かつ、R15?な中身でも)小学生にも読めるよう、総ルビで行こうね、というのは決定。