浅野君のかっいいと言ったこれ、アンリ・リヴィエール「エッフェル塔三十六景」(1902)の多分借用。「シン・エヴァ」の360度のエッフェル塔鉄骨描写の一番最初のもの。引用した手塚もこれを決めゴマにうまく配置した海賊版のセンスも実は凄い。 https://t.co/wORUcVJry7
当時の外地の新聞を見るとコンパスや定規を使った「満州のお友達」の書き方をたまに見る。満州以外の五族もあった気がする。田川の考案とも思えないが図形をつかた簡易なまんがの描き方は翼賛一家にせよアマチュアのまんが創作を動員しようとしていた翼賛体制の共通の思考のようにも思えてくる。
冒頭数ページ、試し読みできるようです。 https://t.co/iLySgcpEQT
折口信夫も「実装」されるらしいが実は「実装」の意味がいまいち具体的にはわからないけど。
ちなみに「八雲百怪」第5巻は柳田國男、小泉八雲、南方熊楠に加え、自殺志願者の折口信夫少年が登場します。ネタバラシですが予告兼ねて。こんな感じ。 https://t.co/SfvTsPe9vm
連載中止間際には農村の手伝いに駆り出される。
しかし基本「ネコなので役に立たない」というのが総動員思想にそぐわないのか、町内会まんがに切り替えられてしまう。 https://t.co/o6yHJzB5an
まんが式「酒天童子絵巻」明日土曜更新。レイア姫侍らせるジャバ状態の鬼。ちなみに東京の根津美術館では漫画にしたのとは別の「酒呑童子絵巻 ―鬼退治のものがたり―」の展示中みたいです。比べてください。https://t.co/h2qqoX0W06
今回は「まんがでわかるユング」。
ユングは懐疑的な見解も少なくないですが知っておくのは悪いことじゃないです。
重版決定。巻末に折口信夫が「遠野物語」を夜見世で入手した際、異界に迷い込んだごときの記憶を歌った詩、ロマン主義の発作が起きた柳田と思しき人物が湖底に眠るかつての王都を探す田山花袋の短編(柳田の恋は描かなくなったがそのロマン主義の発作は描き続けた)も収録、マニアックな内容です。
よく講義で使う、柳田の双極性の図。この2極を往復を念頭に置かないと柳田の本は上手く読めません。大抵、過度のロマン主義のリバウンドで「引きこもり」を経て社会へと向かいます。その明治期での双極性の発露を「恋する民俗学者」は描いています。
https://t.co/7ziEs6WpiT
阪本牙城編の満洲義勇軍の青年らが書いたマンガ集。彼らアマチュアまんが家は田河水泡の義勇軍まんがに動員され満洲開拓に駆り出され過酷な現実を「楽しく愉快なまんが」としてのみ描くことが求められ、今度は内地に発信する動員のツールの作り手となる。