初めて出会ったのが小学5年なら、高校2年で「再会した」だろ。
「過ごした」でも可。
約束の子とは先んじて会っていたが、花嫁と会ったのは高2…と読めるぞ。
別の人間だと言うように。
最後の試験で時系列バラバラをやった時は、
謎の音→原因は一花でした…と、謎→答えの順なのだが。
文化祭では、答えらしき物を描いてから謎が出てくるんだよな…
手法が逆になっている。
あたかも、ビンタが答えだと思わせたいような。
「根拠を提示すれば相手は納得する」とは、ならんわな。
相手も納得ではなく、納得させたいんだし。
なので「相手を正そう!」なんて考えず、
「相手を苦しめよう!」と考える方が目標の達成になり易いというか。
何でその流れで四葉を選ぶ?っての。
ふと、「宇宙海賊だばだば一家」を思い出した。
そうはならんやろ。
スクラン、「キスする」と意気込んでた二乃が、以降は全く話題にしなくて。
作者お得意の勢い任せ?
言わせただけ?
他者を鐘キスに動かす役目とするならば、
相談された一花が危機感を抱く原因に使えるが。
二乃がキスを狙っていると知ってるのは一花のみだし。
四葉が先んじてキスしようとするには、情報元が不明。
三玖が見分けられたと四葉が知る場面も無いし。
読者が考えられる四葉が鐘キスした動機は、
「前日に一花の背中を押したが、唾つけときたかった」
になるんだよなぁ。
二乃が鐘キス犯ならなぁ…
「五月の姿じゃ効果が見込めない」が、五月の姿でも「なりふり構ってられない」状況になって。
キスはしたけど「下手くそだったら嫌われ」る以下の事故キスで、言い出せなくなった…
とすれば、作中発言で話が繋がったんだが。
何度だって言うね! 繰り返すね!
原作が謎の解明をせずに、何か良い話っぽい流れで終わらせたんだから。
あんな前後の状況が矛盾する場面を追加されるくらいなら、自分で矛盾しない状況を考えるわ。
前日に「三玖の好意だけをようやく把握」して、二人の仲をフォローしたのに。
翌日には風太郎の四葉への愛を確信している五月パイセン、チッスチッス。
「風太郎は約束の子が初恋」
「惚れてるのは読めば分かる」
という意見。
気の無い態度は、照れ隠しとして見ているのだろうか。
それとも、この時点で四葉を見分けて(惚れてる)から、約束の子への想いが薄まったと?
いや、もっと単純に。
「ラブコメにおいて、幼い頃に会った相手は初恋相手」
というお約束に当て嵌めてるのか。
「五等分の花嫁」でも別に根拠も描写も無いけど、よく知られている展開だし確実だと。
四葉エンドについて、
「悲劇のヒロインが報われて良かったね」
と考えてる人も多そうだが。
約束を守れなかったのも、正体を明かせなかったのも、姉妹に負い目を感じてたのも…
勉強する約束より得意を活かした承認欲求を優先した、四葉の自業自得だからな?