続いて特徴的な悪役の描写が、一目で悪人だと分かるデザインのアーロンだ。
極悪ヤクザvsマイルドヤンキーといった具合の対立構図は、ちょっとした社会の縮図の様でいて後の勝利でのカタルシスも強くなる。
高慢な性格を表すのが、そのギザついた凶悪な天狗鼻というのも分かりやすく面白いアイデアだ。
『マスターキートン』で読んだ、石ころを舐めると唾液が分泌されて喉の渇きが癒える。
小便を利用して天然蒸留器を作る。
私はコレのおかげでサハラ砂漠を生き延びました。
#一番役に立ったアニメ知識
#この表紙知ってる人だけで10rt目指す
ドラクエ4のピサロと云えば、銀髪の美形剣士の姿がお馴染みだけど、元はいのまたむつみ作画による表紙からの逆輸入。
FCゲームではイケメン設定は無かったけど、そのイメージを与えたのは『4コママンガ劇場』の方で、小説版よりも早い様だ。
神への誓いの為に、純潔を守らねば変身出来ないという設定があるジャンヌこと、まろん。
だが、初めての相手である稚空との愛の契りの後でも変身出来た際の名文句は、素直に感動出来る場面だ。
この“セクシュアリティの肯定”という意識は、セーラームーンが持っていた要素の更なる発展系だろう。
男装の麗人で案の定、セーラーウラヌスこと天王はるかが例に挙がってるけど、漫画版とアニメ版だと解釈が違っていて、前者は性自認が男な節があり、後者は男装と女装をその日によって使い分けている(性別自体が変わる雌雄同体な設定)
明らかに後者の方が闇が深いと思う。
圧倒的に力の差がある、強敵ジレンの攻撃をかわせる亀仙人の潜在能力は後付けではある。
だが、過去の設定との擦り合わせとしては矛盾も無く良く出来てもいた。
要は当たりさえしなければ良いという戦法であり、身体スペックとはまた違う経験の蓄積による"テクニック"を見せる描写だ。
少年悟空編の終盤に向けた局面では、天津飯の登場と共に次世代への期待を寄せる"世代交代"を意識した描写が何度か挿入される。
ピッコロ大魔王の襲来によって展開された「師匠の死」と主人公による"仇討ち"が成される帰結は、昔ながらのカンフー映画のパターンを踏まえてもいた。
アニメと同じく全五部構成からなる漫画版は、そういった超常的存在との決着の付け方が連続しており、少々マンネリとも言える似たようなパターンとなっていく。
アニメ『S』での決着では、セーラームーンが敵を"倒す"のではなく、消滅寸前の場から土萠ほたるを助ける事に焦点を置く捻りが加えられた。
全編に渡って状況をかき乱す最大の宿敵・柿崎だが、終盤直前に死亡する役割なので意外にもラスボスではない
全身蜂の巣になりやっと息絶える生への執念からなる最期が凄まじい
ラスボスの名前は毎回忘れても柿崎憲の名前は瞬時に出る。そんなインパクトを無意識に植え付けた名悪役キャラクターであった