初めてパトレイバーを読んだのが子供の頃で、魅力的な悪役、内海課長の最期はかなりショックだった記憶(もしかしたら、まだワンチャン生きてるのかと思った程に)
大人になって見ると、内海課長はちゃんと死なないと成立しない悪役なんだと強く感じ入る…合掌。
#お前らの好きなトドメシーンを晒せ
何度も争いながら和解を試みた二人だが、ミュータント排斥を唱える人類に失望したマグニートーのヴィランとしての性はそうそう折れるものでは無い。
戦中のナチスによるホロコーストの被害者というオリジンが語られてからはよりライバル性が増したが、ソレ以前の初期は小悪党の様な描写も多かった。
漫画版での決着方法は、隠れていたフリーザが最後に美味しい所を持っていくというものだが、ここはかなり鳥山明らしい捻りだ。
だが先に放送されたアニメ版でのドストレートな決着を見せられた後だと、どうしても色褪せて見えてしまう。
漫画版びいきの自分にとっては複雑な心境で参った話でもあった。
主人公の市川はクラスカーストの底辺で、イタい中二病の真っ盛り。ライフワークが猟奇趣味だったりするのがご愛嬌
自分も定番所のマーダーケースブックは集めた事は無いが、多少の猟奇殺人関連本は集めていたので(現在進行形)、市川を見てると自然と微笑ましい気持ちになる
なかなか上手い設定付けだ。
全編に渡って状況をかき乱す最大の宿敵・柿崎だが、終盤直前に死亡する役割なので意外にもラスボスではない
全身蜂の巣になりやっと息絶える生への執念からなる最期が凄まじい
ラスボスの名前は毎回忘れても柿崎憲の名前は瞬時に出る。そんなインパクトを無意識に植え付けた名悪役キャラクターであった
柿崎のインパクトに隠れがちだが、『野望の王国』真のラスボス、白川天星の造型も秀逸だ。
主人公達の協力者だったが柿崎達強敵亡き後のタイミングを見計らい、漁夫の利を狙う蛇の様な狡猾さを持つ
合間合間の耽溺描写やその最期も含めて、結構ベタなタイプのナルシスト美形悪役キャラクターでもあった
#育ち良いヤツあるある
筋肉バッキバキで世界最強の親父が食育をしてくれる。
まあ、金田一少年の事件簿って、犯人をまんまジェイソンにした「悲恋湖伝説殺人事件」て回があるしね(これ絶対版権元に許可とってないだろという確信はあった)
アニメやドラマ版でもこの金田一ジェイソンは出てくるので、当時はかなりユルユルなスタンスだったんだと思う。