個人的な性癖なんだろうけど昔から「戦闘少女」が好きだ。戦う女性は美しい。少年漫画より戦うヒロインのほうが昔から好きだった。
映画はオヤジ臭いものばかり好きなのに不思議なもんである。やっぱり日本漫画の絵ではオヤジの真の魅力が表せないからか?
【他人の評価】
おかしい事象を評価者が冷静に批評する構図で物事を滑稽化する手法も見られる。
最も有名なのは「いや、そのりくつはおかしい。」
「他人事」に似た要素を持っているが、あくまで無関係的なスタンスだった「他人事」と比べて、こちらは関わりの度合いが強いので別にした。
【ツッコミ待機】
…と名付けたものの、あんまりしっくりこないです。情報待機の一種ということで。
どう見ても次にリアクション(ツッコミ)の来る衝撃的な様子で止められる笑い。これもF先生は多いですね。
セラムンSは、視聴初期に「ピュアな心の結晶」というのがいい、と書いたけど、やはりこれもツボっぽい。
銀水晶という単一の強大なパワーの奪い合いより「他人のアイデンティティを形成するエネルギーを奪う」というモチーフのほうがゾクゾクくる。
これもナナやローゼンに共通する要素
物語全体も、ブラックジャックの「六等星」によく似ている。
華々しい院長選挙の影で表舞台を嫌い地道に職務を全うする人格者の椎茸先生は、今作のホルヘと同タイプのキャラクター造型といえる。
ただ米軍関係の中の山田中尉の話は、竜の行動にかなり影響してるから削除しにくいかな。鳥男とかホーズキ男とかは正直削除してもいいと思うけど…
【会話不成立】
これもすれ違いの一種ですが、分けたほうがいいでしょう。
事情の違うそれぞれのコミュニケーションが上手くいかないおかしさです。漫画でもお笑いのコントでも無茶苦茶使われる『ズレ』ですね
最近ブラックジャック読んでて思い出したけど、以前ナウシカ読んでてよく似てるコマがあったんですよね。
宮崎さんは影響受けたものがたま~にポッと無意識に出てくることがあるので、このコマは手塚さん的な構図が出てきたコマなんじゃないかと思っている。
最近「ブラック・ジャック」を読み返してるけど私の中のヒューマニズムはほぼこの作品から来ていると言ってもいいかもしれない。
ダークナイトも実にBJ的。「にいちゃんをかえせ!!」の兄ちゃんも弟に「彼は医者じゃない。我々を見守る沈黙のモグリだ」と言っているに違いない
ダークナイトも「人によっては超絶大傑作だけど人によっては何が面白いのかわからない作品」として結構挙げられますね。
特に、ロンハロとダークナイト両作で明確に打ち出されていた
『ヒーロー:ヴィラン:マフィア』という三つ巴の対立構造が、ザ・バットマンでは全然構築されていないのが引っかかる。
ロンハロでは「お前らコスプレ野郎が出しゃばり始めて俺らのシマは無茶苦茶だ」とマローニが嘆く場面がある。
このキスシーンでもすぐにキスしないんですよね。ケイが誘ってきてるのに金田らしい言動で一時は甘い雰囲気がぶち壊しになったかと思いきや、戻ってきてキスをして去っていく。
う~ん、カッコよすぎる。昔はニガテな場面だったけど今見ると非常にイイですねここは。