あんな話題作を高校生まで見てなかったのかと言われそうだが、小学生に007映画は敷居が高く(公開から10年もテレビで見れなかったなんて!)、そのかわり大伴昌司による妄想図解や、さいとう・たかを先生が増刊サンデーに書いたスパイ漫画で下地を作った(一枚目はまつざきあけみ先生のブログより) 
   『時代風俗考証事典』にも引かれていたと思うけど、江戸と大坂の生活風景の違いを描いた『街廼噂』、翻刻されてないのだろうか。時代劇のイメージの混乱は、京都の撮影所で江戸の生活を再現したことにあると思うんだけど、とにかく維新と在阪メディアと吉本に殺されつつある大阪を小説に書いておきたい 
   ミステリーズ!最新104号の北原尚彦さん@naohikoKITAHARA連載「ホームズ書録」で外典作品「消えた臨時列車」の漫画版が紹介されてるので、僕からも情報提供。さいとう・たかを先生「大いなる消失」が実にうまく活劇に取り入れています。もともとは貸本漫画で、のちサンコミックス『くず篭に3匹』収録 
   #漫画の名シーン
 手塚漫画の実質的スタートとも言われる『地底国の怪人』(復刻版)。紙とペンがあれば映画が作れる! という喜びが伝わってくるという意味で名シーン。上京してプロになりきる以前の大阪赤本時代の手塚治虫作品は、こういう描いていて楽しくてしょうがない感じが何とも好もしい。 
   飛鳥幸子先生の作品集を読んでいるのだけれど、この人名を見てるだけで(警部の名はセイント)、かつて少女漫画が内外のエンタメとつながっていたことがしのばれる。というか、こういう「洋画みたいな世界」を描けるのは少女漫画しかなかったのかもしれない。だがまさかバレエ漫画にヴェルヌとは! https://t.co/s0HryYMlW2 
   急に思い立ってご報告(前に一度してますけど今度は画像付きで)。唐沢なをき先生@nawokikarasawaが唐沢なとき名義で出された『パチモン大王Vol.10』の「七色仮面」らしきメンコの中に「ビリーパック」怪猫仮面の巻の一場面がまじっております。1978年復刻版3巻の193ページです。しかし何でこのコマを 
   ずっと気になってるのは、国会の与党質問から首相・官房長官の記者会見からオリンピック関係のこととか、何でも「茶番劇」というのはどうかということ。日本には「茶番」「茶番狂言」という美しい(そしてアホみたいな)伝統があるのを理解せい。あと二枚目の画像のキャプションは解読しないようにな! 
   手塚治虫先生の絵は記号的・文字的でありながら(いや、だからこそ?)、美少女はもちろんのこと、ごくふつうの女の子をサラリと描いてしまう。ちゃんと顔と個性のあるモブキャラなのだ。 
   丹羽文雄『小説作法』に芥子園画伝で絵を学ぼうと思ったけど、やっぱりデッサンの基礎からやらなければと忠告されたというくだりがあった。実はこの『芥子園画伝』、名画のパーツを切り出すことで、どう描けば山水人物家屋草花に見えるかという究極のイラスト素材集なのだ。まさに絵を字として描く発想 
   谷弘兒先生なら、次これ行きましょう。『快傑蜃気楼(ミラージュ)』。あっこっちが先か、『地獄のドンファン』https://t.co/HrfZGf3g1F https://t.co/UIfCb6OKHq