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ネットで見かけた手塚治虫『ルードウィヒ・B』抜粋。実際にはチラッと会っただけというベートーベンとモーツァルトをそのまますれ違わせてもよし、この漫画のように思い切りかかわらせてもよし。それがフィクションの楽しみ。大河ドラマで毎回史実との「答え合わせ」をするような人にはなりなさんなよ
『漫画教室』・キャラ配置に長編構成法、自分の絵柄の作り方、漫画映画について、そして漫画家生活の実態まで。これで見ると、月刊ペースがぎりぎり人間的だったことがわかりますね。とにかく素晴らしい本でした。
①けったいな人びと
②大阪物ドラマの最高峰。何と愛すべき人たち、何と耳に心地よく響く言葉の数々。僕の『新・二都物語』も『大鞠家殺人事件』もこの作品へのオマージュといっても過言ではありません。
③ #今もう一度見たいNHKドラマ
戦前ホラーの名作「怪奇 江戸川乱山」は当時すでに江戸川乱歩の名が「怪奇と恐怖のアイコン」となっていたことを示すものでだが、現在それに値するのは工藤洋氏「黒ギャルは雑に学びたい!」に見る京極夏彦さんぐらいであろう。しかもJK化は大乱歩も果たし得なかった夢。うらやましい。
てっきり鈴木光明『もも子探偵長』かと思ったんですが、手塚治虫『こけし探偵局』が少し早かったようで。やや遅れて初のスーパーヒロイン、石川球太『スーパーローズ』が。 https://t.co/pog7XpNspW
大塚志郎さん「素人のウチが10日間で漫画原稿を完成させる話」https://t.co/eXDp58gjnCのミチコ嬢、「初心者漫画家志望の叫び」 見てますます共感するんだけど、でも鉛筆… https://t.co/6Uvdvm7spt
#漫画の名シーン
手塚漫画の実質的スタートとも言われる『地底国の怪人』(復刻版)。紙とペンがあれば映画が作れる! という喜びが伝わってくるという意味で名シーン。上京してプロになりきる以前の大阪赤本時代の手塚治虫作品は、こういう描いていて楽しくてしょうがない感じが何とも好もしい。
毎度毎度言ってることですが、かつて「映画」には世界そのもののように見え、だから手塚治虫や若き日の小松左京は紙の上に漫画でそれを再現しようとしたわけでしょう。でも、今「ああ、面白かった! うちへ帰ったら僕も何か作ろう」と少年少女に思わせる日本映画が何本あるか、ただしアニメを除いて。
故・野間美由紀さん『パズルゲーム☆はいすくーる』NOTE4より。高校生探偵コンビの押上大地と三輪香月の関係は一話から示唆されていたが、結ばれずに逝った少女のメッセージを解読する挿話でもあり、この描写は必然だった。にしても、われわれは1983年の「花とゆめ」より遅れた世界にいるらしいですな