中山敦支/小高和剛『ギャンブラーズパレード』
週マガでの新連載。超不運体質の女子高生が、校内でのギャンブル対決に巻きこまれる。ひさびさの学園ものだが、ポップな画風への接近や、矛盾をかかえた人物造形など、作者の『カギュー』以降の試行錯誤も反映している。
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飴野『高嶺の花はウソツキです。』
「ギャルJK×清楚OL」の百合漫画。ただし24歳の「雪帆」は、実は腹黒いキャラクターで……。それでも17歳の「巡(めぐる)」は、まっすぐにぶつかってゆく。熱いストーリーでぐいぐい引っぱる、1巻完結の傑作だ。
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仲谷鳰『やがて君になる』6巻
ながく引っぱってきた生徒会劇がはじまる。淡白な作風の悪い面が出た、退屈な巻と言えなくもない。しかし「攻守逆転」をえがく第34話では、天賦の才を発揮。これは漫画における少女のうつくしさの表現の、まさに極致だ。
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尾崎かおり『金のひつじ』2巻
駆け落ち同然に東京へやってきた継が、祖父がいとなむコロッケ屋で働きはじめる第2巻。『神様がうそをつく。』などと異なり、にぎやかな群像劇に接近しつつも、切迫した画作りがときおり炸裂している。
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大見武士『かみくじむら』
失業中の青年が旅先で倒れ、見知らぬ村で目覚める。そこは電力すら通ってない孤立した地域で、村長以外は全員が女。青年はそこでハーレムの主となるが……。甘々だったり、NTR風味だったり、強引だったり、あの手この手で描くエロスが圧倒的。
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白鳥うしお『怪しことがたり』
出るという噂の古い屋敷に引っ越した女子高生を主人公とする、ホラー風味の和風ファンタジー。画力は相当高く、化物をを巧みに描いているが、やはりヒロインが魅力的。
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ぷよ『漆葉さららは恋などしないっ』
異常なほどモテ体質だが、恋愛に縁のない女子高生のラブコメ。オカルト要素あり。黒髪ロングでクールなヒロインが好きなら、最高の漫画。骨っぽいのに女らしさも強調するシルエットがうつくしい。
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湖西晶『三時限目は魔女の家庭科』
魔界からきた2000歳の家庭科教師「マジョリカ」が、女子校で騒ぎをひきおこすお話。ドラクエインスパイア系萌え4コマだ。死んだ魚の目で毒舌をふるう、美少女「ユーシャ」が印象的。きらら的にギリギリの下ネタも満載で、情報量たっぷり。
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金田一蓮十郎『ゆうべはお楽しみでしたね』5巻
いきなりのカップル成立から、パウの大阪転勤というドタバタのなかで、ふたりは結婚を意識しはじめる。その予測不能な軌道が心地よい。
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烏丸渡『魔法使いと竜の屋根裏』
『NOT LIVES』の作者の新作は、言うなれば近未来SFっぽい魔女宅。竜に支配された空を、最新テクノロジーにもとづく魔法の杖に乗り、主人公が飛び回る。女の子のかわいさや、背景処理の斬新さは、作者ならでは。
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新挑限『幼なじみになじみたい』
キャンパスを舞台に、8年ぶりに再会した幼なじみとのイチャイチャをえがくラブコメ。イラストシリーズから派生した作品らしいが、表情や動きなど、漫画的誇張もきいており楽しめる。
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白石純『魍魎少女』
大正時代(?)の日本を舞台に、巨大なノコギリをもつ少女が、バラバラになった師匠の体をとりもどすため戦う伝奇アクション。金髪ポニーテールで、和洋折衷な雰囲気をかもしだす、主人公「林檎丸」の魅力が圧倒的。
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