タチ『真面目ガールと青春ランジェリー』
下着というファッションを通じて、未知の世界へ飛びこむJKたちの物語。圧倒的な自己肯定感、暴走する百合エロス、意外と深い会話……。『桜Trick』同様、一点突破の迫力がみなぎっている。
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びみ太『田舎に帰るとやけになついた褐色ポニテショタがいる』
タイトルがだいたい説明し尽くしてる作品だが、無意識のショタエロスで攻めてくる破壊力はかなりのもの。気合のはいった田舎の風景描写も新鮮だ。
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嵜山弓『坂の町』
作者の初単行本となる、少女漫画の短篇集。若い女性の恋愛感情や生き様を、ちょっと尖ったスタイルで活写している。
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渡邉ポポ『埼玉の女子高生ってどう思いますか?』2巻
自虐ネタやあるあるネタで笑わせつつ、いつの間に読者を埼玉ファンに変えるご当地漫画の傑作。アグリの巫女姿や温泉回など見どころ満載だが、日本神話のエロスとタナトスが炸裂する「さきたま火祭り」は特にすばらしい。
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川田暁生『ロボット依存系女子のメーワクな日常』
内向的な性格で、いつもコックピットに引きこもる女子高生が、親友と一緒に戦う百合ロボットアクションもの。メカと女の子の描写がハイレベルで両立している。
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天倉ふゆ『ヒロインはじめました。』
美人だけどちょっとズレてる女子高生が、格闘技の腕前を買われ、恋愛トラブルに巻きこまれがちなイケメンのボディガードになるという物語。最高レベルに美麗な絵柄が、個性的なヒロインを得てさらに際立つ少女漫画だ。
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安堂ミキオ『はたらくすすむ』
ピンサロのボーイとして働きはじめた66歳の物語。近いようで遠い、ピンサロならではの距離感が、独特のドラマを生み出している。派手だったり清楚だったり毒舌だったり、個性豊かな嬢たちの描き分けがすばらしい。
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仁山渓太郎『津軽先輩の青森めじゃ飯!』
青森の新聞社に就職した女性が、地元のグルメを満喫する漫画。食べ物はB級グルメ寄りのラインナップで、青森の方言が飛び交うやりとりも個性的だ。
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なじみ『しょうこセンセイ!』
身長120センチで年齢は8歳なのに、高校教師をつとめる天才幼女の4コマ。かわいさをパンパンに詰め込んだ主人公の造形もさることながら、生徒や同僚の教師など、脇役もクオリティが高い。
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泉朝樹『見える子ちゃん』
異形の存在を見ることができる女子高生が、怖すぎるのでひたすらそれをガン無視するという、一風変わった日常系ホラー。かわいさとグロさが同居する絵面のおもしろさと、軽いノリのわりに熱いエモーションが脈打ってるのが魅力。
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仲谷鳰『やがて君になる』7巻
最終8巻へむかい静かに昂まってゆく巻。デビュー時から完成していた画風はさらなる高みに到達し、6-70年代のヨーロッパ映画を髣髴させる瞬間も。
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尾崎かおり『金のひつじ』完結
いじめの描写が一部読者を困惑させもした物語が終結。さまざまな感情を心の底に秘めながら、あっけらかんと大らかな態度を保ち続けるヒロインは、ハイレベルな創造だった。
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