マウンテンプクイチ『球詠』2巻
可憐な女子高生が、現実の女子野球と異なる、男子並みの水準の野球にとりくむ「本格派」。さらに女の子と競技のクオリティが高まった、他を寄せつけない傑作だ。
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鳴海アミヤ『ムスコンっ!』
外見はロリのお母さんが、高校生の息子を愛するあまり暴走するコメディ。近親相姦を匂わせるとゆうより、母性愛の包容力を強調する感じで、ほんわかほのぼの。
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井上智徳『CANDY & CIGARETTES』
11歳の少女でありながら凄腕の殺し屋が、65歳の元SPを相棒に復讐戦を挑むアクション。『COPPELION』に続く新作は、『レオン』のコンビを逆転させた様な、新たな世界観を提示。
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中山敦支『うらたろう』4巻
作者は表現面で成長を見せるが、テーマの部分で停滞や混乱を感じさせる。読者をやきもきさせながら第1幕終了。
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文尾文『私は君を泣かせたい』
普段は猫をかぶってる優等生と、クラスの鼻つまみ者であるヤンキーが、映画鑑賞をきっかけに親密になる百合漫画。オーソドックスなセーラー服が、全体的に丁寧にキレイに描かれるなど、作画が充実。
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得能正太郎『NEW GAME!』6巻
インターンとして入ってきた紅葉は、体の凹凸は魅力的だが自己主張が激しく、ほのぼのした職場を引っ掻き回す。能天気なねねっちさえネガティブな感情に捕らわれるが、彼女なりの精神的成長を見せる。
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仲谷鳰『やがて君になる』4巻
物語において決定的に重要なモノローグが、残酷な演出によって掻き消される。宙ぶらりんになった侑の鬱屈。表情をえがく点において仲谷鳰が天才なのを、だれしも認めざるをえないだろう。
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はんざわかおり『こみっくがーるず』3巻
つーちゃん巻。主人公を置き去りにして掘り下げまくり。母親と虹野先生との三者面談は、4コマと思えないほどドラマチックな展開に。
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瀬口たかひろ『漫画家接待ごはん』
ま~たグルメ漫画かよ……と思われるかもしれないが、本作のテーマは漫画家と編集者の「打ち合わせ」。ベテラン作家らしい、豊富なあるあるネタがおもしろい。
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千田大輔『異常者の愛』
主人公を自分のものにするためには殺人も厭わない、ぱっつん前髪の少女・三堂三姫が暗躍するサイコスリラー。かわいさと狂気がリンクする点では、鍵空とみやき『ハッピーシュガーライフ』にも匹敵する。
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板倉梓『間くんは選べない』2巻
癒し系OLとクーデレJKを相手とする二股コメディは、エロ度がメーターを振り切り(なんと全5話で5回)、もはや『少女カフェ』の作者とは思えない領域へ。「なんでも描ける板倉梓」の本領が発揮されまくり。
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江島絵理『柚子森さん』3巻
作者は自分の絵を見つめ直すため、この巻はアシスタントを使わずひとりで描いたらしい。結果として、謎めいた漫画家の特異な作家性が露わに。
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