松阪『大奥より愛をこめて』
第11代将軍・家斉時代の大奥を舞台に、金髪碧眼の女中が活躍する歴史もの4コマ。美しい小袖を着た女たちが視覚的に楽しく、政治闘争が絡むストーリーも面白い。
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沢音千尋/山本悦子『夜間中学へようこそ』
実は字を読めなかった76歳の祖母に付き添い、「夜間中学」という未知の世界に踏み込む中学1年の女の子の物語。まじめな題材だが絵柄は可愛く、肩肘張らず読める好篇となっている。
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1話で死んでしまうが、デイナとゆうキャラはあやねるに似てる。髪型とか胸とか。シドニアからの連続性を感じさせる点のひとつ
(弐瓶勉『人形の国』)
tMnR『たとえとどかぬ糸だとしても』
兄の結婚相手、つまり義姉を好きになってしまった女子高生の、道ならぬ恋をえがく百合漫画。作者の商業デビューで初単行本だが、あざやかな構図で孤独な心象風景を切り取っている。
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佐藤駿光/Cボ『リトル・ブル』の世界観
球速160キロを誇る高校1年生の女の子が、双子の兄の名義を借りて甲子園をめざす野球漫画。アニメ放映中の『球詠』と比較し、どうやって「漫画のウソ」を成立させているかに注目した。
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冬目景『空電の姫君』2巻
謎めいた美女・夜祈子のトラウマが明らかになる一方で、ついにマオたちと一緒にステージに立つなど、ストーリーが動き始める。それはそれとして、何気ない日常会話の描写が冴えており、作者の好調ぶりを伺わせる。
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栗山ミヅキ『保安官エヴァンスの嘘』
女にモテたいがため保安官になった主人公の、ズレた言動が笑える西部劇ラブコメ。異色のテーマの取り合わせだが、これが意外と相性がいい。
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大宮宮美『リリィマリアと和解せよ』
漫画家をめざす女子大生の家に、百合を偏愛するロリ女神があらわれ、無理やり百合漫画を描かせようとするコメディ。コロコロした絵柄によるメタ視点のギャグは、独特の味わいだ。
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白鳥うしお『怪しことがたり』
出るという噂の古い屋敷に引っ越した女子高生を主人公とする、ホラー風味の和風ファンタジー。画力は相当高く、化物をを巧みに描いているが、やはりヒロインが魅力的。
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つくしろ夕莉『広島妹 おどりゃー! もみじちゃん!!』
親の再婚で、ひとりっ子の主人公に妹ができた。しかし広島からきた「もみじちゃん」は、可憐な外見と裏腹に、しゃべるとヤクザみたいな口調で……。ローカルネタと、広島弁女子を愛でたいという需要に応える4コマだ。
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山崎零『恋せよキモノ乙女』3巻
こっぴどい失恋から始まる3巻だが、家族や友人に支えられ、徐々に立ち直ってゆく。「色」を感じさせる着物の描写もますます冴えている。
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中山敦支『うらたろう』3巻
ちよが奥州から脱出すると、彼女の呪われた運命のせいで、京に災いがもたらされる。そんなちよの苦悩が描かれるが、3巻全体としてはやや散漫な印象。しかし作者らしい鮮烈なシーンもたくさんある。
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