中山敦支『うらたろう』4巻
作者は表現面で成長を見せるが、テーマの部分で停滞や混乱を感じさせる。読者をやきもきさせながら第1幕終了。
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鳴海アミヤ『ムスコンっ!』
外見はロリのお母さんが、高校生の息子を愛するあまり暴走するコメディ。近親相姦を匂わせるとゆうより、母性愛の包容力を強調する感じで、ほんわかほのぼの。
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仲谷鳰『やがて君になる』4巻
物語において決定的に重要なモノローグが、残酷な演出によって掻き消される。宙ぶらりんになった侑の鬱屈。表情をえがく点において仲谷鳰が天才なのを、だれしも認めざるをえないだろう。
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高津マコト『シャボンと猫売り』
男嫌いの剣道少女が主人公の、シュールな味わいがある現代ダークファンタジー。70年代アニメみたいな誇張表現と、現代的な百合のテーマが渾然となった、独特の世界観が魅力的。
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若木民喜『キング・オブ・アイドル』
アイドル養成学校を舞台とする、美少女てんこ盛りの作品。ただし主人公は女装男子。愛くるしく親しみやすい一方で、独特の艶のある絵柄は、アイドルものとの相性抜群だ。
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ひわきはる『レオくんは今日も優しい』
女教師と男子生徒の禁断の恋を描く。新人教師イジメにあったヒロインを、イケメン学級委員長が救うが、実は彼はドSで……とゆう序盤の流れがすばらしい。結構エロいが、絵柄がキレイで下品さを感じない。
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松本剛『ロッタレイン』
新潟県長岡市を舞台に、ドロドロめんどくさい人間関係と、13歳のヒロイン「初穂」の凛とした立ち居振る舞いをえがく。いつもの松本作品同様、美少女がうつくしい。
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ヒロユキ『カノジョも彼女』
誠心誠意を尽くして、同意の上でおこなう二股関係がテーマのラブコメ。どちらも可愛すぎて天秤に掛けられない、ダブルヒロインのリアクション芸が見どころ。
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ちろり『魔王の恋、ままならぬ。』とドラクエ文化
恋に恋する普通の女子高生が、前世で家臣だったと称する3人に「魔王様」と呼ばれて翻弄されるコメディ。数あるDQインスパイア作品に含まれるが、そこに収まらないセンスにも注目したい。
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藤田かくじ『放課後少女バウト』2巻
女子高生の総合格闘技もの。華麗なコスチュームを身に纏った美少女たちが、血まみれ痣だらけになって高みを目指す。破壊され、斃れてゆく姿もうつくしい。
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小川亮『私人警察』
ストーカーに妻子を殺された元警察官が、体を張って少女たちを守るアクションもの。圧倒的な画力で、エロスとバイオレンスを自由奔放に描く。
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文尾文『私は君を泣かせたい』2巻
映画鑑賞を媒介とした百合漫画の続刊。関係はさっぱり進展しないが、そういった回りくどさこそ百合の王道と言えなくもない。髪の毛などの描写にも独自性がある。
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