山本崇一朗『くノ一ツバキの胸の内』
『からかい上手の高木さん』で知られる作者による、女忍者もの。なぜかヘソ出しのくノ一衣装。バリエーションゆたかな表情。作画が絶好調で、ちょっと比較が思い当たらないほど可愛い。
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中山敦支/小高和剛『ギャンブラーズパレード』
週マガでの新連載。超不運体質の女子高生が、校内でのギャンブル対決に巻きこまれる。ひさびさの学園ものだが、ポップな画風への接近や、矛盾をかかえた人物造形など、作者の『カギュー』以降の試行錯誤も反映している。
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飴野『高嶺の花はウソツキです。』
「ギャルJK×清楚OL」の百合漫画。ただし24歳の「雪帆」は、実は腹黒いキャラクターで……。それでも17歳の「巡(めぐる)」は、まっすぐにぶつかってゆく。熱いストーリーでぐいぐい引っぱる、1巻完結の傑作だ。
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白鳥うしお『怪しことがたり』
出るという噂の古い屋敷に引っ越した女子高生を主人公とする、ホラー風味の和風ファンタジー。画力は相当高く、化物をを巧みに描いているが、やはりヒロインが魅力的。
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佐々木ミノル『中卒労働者から始める高校生活』11巻
作者によると後篇のはじまりとなる新刊。まことはついに刑務所帰りの父と再会。逃げ続けていたトラウマと向き合わざるを得なくなる。壊れる前の家族の風景もグッとくる。
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金田一蓮十郎『ゆうべはお楽しみでしたね』6巻
ついに結婚を決意したふたりは、ネトゲ仲間や家族にそれを報告する。仰天されたり、祝福されたり……。現代的でカジュアルな男女関係をえがく一方で、奥底でロマンチックな愛が脈打つ。やはり傑作だ。
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山崎零『恋せよキモノ乙女』3巻
こっぴどい失恋から始まる3巻だが、家族や友人に支えられ、徐々に立ち直ってゆく。「色」を感じさせる着物の描写もますます冴えている。
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びみ太『田舎に帰るとやけになついた褐色ポニテショタがいる』
タイトルがだいたい説明し尽くしてる作品だが、無意識のショタエロスで攻めてくる破壊力はかなりのもの。気合のはいった田舎の風景描写も新鮮だ。
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青木U平『マンガに、編集って必要ですか?』
45歳の漫画家と24歳の編集者の打ち合わせを中心にえがくコメディ。女子トークで貴重な時間を無駄にする坂本さんが天然かわいいが、出版業界の現在と未来をマジメに考える作品でもある。
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泉朝樹『見える子ちゃん』
異形の存在を見ることができる女子高生が、怖すぎるのでひたすらそれをガン無視するという、一風変わった日常系ホラー。かわいさとグロさが同居する絵面のおもしろさと、軽いノリのわりに熱いエモーションが脈打ってるのが魅力。
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仁山渓太郎『津軽先輩の青森めじゃ飯!』
青森の新聞社に就職した女性が、地元のグルメを満喫する漫画。食べ物はB級グルメ寄りのラインナップで、青森の方言が飛び交うやりとりも個性的だ。
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米田和佐『だんちがい』8巻
「ワイド4コマ」形式の導入が大きな変化。羽月はますます予測不能に動き回り、弥生のツンデレっぷりもクローズアップして描写される。
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