クソガキのころ大好きだったフィリップ・クードレイ作・伊藤久美子訳『おとぼけくまのバーナビー』(福武書店、1992)を四半世紀ぶりに読んだ。フランスのシュールな動物ギャグ漫画で、チャレンジの付録に付いてきたもの。今読んでもカワイイしクスッとした。
私見では村野守美先生は全集が出てもいいくらい日本漫画史において重要な作家なんだけど、そうするとこの深見東洲の宣伝マンガとかにも触れざるを得なくなるから悩ましいところですね。内容は本当にワールドメイトの広告以上でも以下でもなく10分で読めます。『媚薬行』は1時間かけて味わいましたが…
深見東州の稲荷嫌いは有名で、安易に現世利益を求めて稲荷を祀るといちじてきな成功の後に何倍もの不幸が来るというケモナー的には許せない主張をしているのは指摘しておきたい(そんな視点で教相判釈をするのはこの世で俺一人)
アジア大平洋戦争への真摯な反省をしているから途中天龍寺に寄り飛雲観音とシベリア抑留慰霊碑をお参りした。戦争始めて未来ある若者や家族ある中年や罪もない他国の方々を死なせたバカ為政者がくたばればよかったのに。飛雲観音は長渕の師である西村公朝作。あと塔中の永明院は山口玄洞が再建したもの