中沢啓治オンリーイベントあるなら俺は『ゲキの河』論でも出すかな。原爆モノではなく1935年の日本と満州を描いた作品だが、当時の世相通りひたすら暗い。はだゲンにあったフモールはほぼなく、とにかく殺人と暴力に塗れており、人気が出なかったのか唐突に終わる。月刊少年チャンピオンに連載。
だいたい正中を避けるべしというのはぎんぎつねにも書かれていることなのだ その辺の輩の言うことより俺は銀太郎とか冴木先生の言うことのほうがよほど信頼できるわ あたりめーだろ 人間ごときが調子に乗るな
僕らが戦後史の最重要トピックの一つだと思っている60年安保も庶民やノンポリ漫画家にとってはこんなもんだったのかもしれないし、そういう感覚を吉本隆明(アンパンがどうたらこうたらと共産党を叩いた)が評価したのは当然だったかもしれない つげ義春「隣りの女」
クッキングパパで大好きなエピソードが117巻の「元気でいこうナポリタンD」で、荒岩の母親の老人仲間の黒田さんという、ヘタクソな絵を描くのを趣味にしている人が個展を開き、その自己満足に周囲は苦笑しながらも、その「ぬくもり」を受け止めるという話。私も黒田さんのように自己満足で絵を描きたい
大井憲太郎はクリスチャン民権家だが、正教徒である。その信仰のきっかけや内面はあまり論じられないが、本書ではこういうシーンも描かれており、良かった。単なるボンバーマンではない。
月の輪熊✖️ガッチリ系縄文父ちゃんのR-18BL同人が読みたいんだが、学研まんが日本の歴史オンリー即売会とかありませんかね?
ありがたい本尊を借金のカタに差し押さえるの、花輪和一先生の描くこいつくらいバチあたりでたまらないものがある(『呪詛』)